処方薬
ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」
後発

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の基本情報

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の概要

商品名 ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」
一般名 ブホルミン塩酸塩腸溶錠
薬価・規格 9.8円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 腸溶錠
内用薬 > 錠剤 > 腸溶錠のアイコン
製造会社 寿製薬
YJコード 3962001F1123
レセプト電算コード 620873901
添付文書PDFファイル

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 筋肉や脂肪での糖の消費を促したり、新しく糖が生成されるのをおさえて血糖値を下げる働きがあります。

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の用途

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

肝機能異常、全身倦怠感、頭痛、頭重、眠気、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、便秘、過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖症状、乳酸アシドーシス、血中乳酸値上昇、乳酸/ピルビン酸比上昇、血液pH低下、胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸、低血糖

上記以外の副作用

発疹、代謝異常、ケトーシス、貧血、白血球減少、血小板減少

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の用法・用量

  • 本剤はSU剤が効果不十分な場合あるいは副作用等により使用不適当な場合にのみ使用すること
  • 通常、ブホルミン塩酸塩として1日量100mgより開始し、1日2~3回食後に分割経口投与する
  • 維持量は効果を観察しながら決めるが、1日最高投与量は150mgとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 胃腸障害
    • 栄養不良状態
    • 嘔吐
    • 過度のアルコール摂取
    • 過敏症
    • 肝機能障害
    • 飢餓状態
    • 腹膜透析
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • ショック
    • 腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心不全
    • 糖尿病性前昏睡
    • 脱水症
    • 糖尿病性昏睡
    • 乳酸アシドーシス
    • 脳下垂体機能不全
    • 肺塞栓
    • 副腎機能不全
    • 透析
    • 1型糖尿病
    • 低酸素血症を伴いやすい
    • 脱水状態が懸念される下痢
    • 心血管系に高度障害
    • 肺機能に高度障害
    • 感染症
    • 低血糖
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 食事摂取量不足
    • ヨード造影剤を用いて検査

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ヨウ素造影剤 全身倦怠、疲労感、脱力感、意識が混濁、悪心・嘔吐・下痢等の胃腸症状
腎毒性の強い抗生物質 全身倦怠、疲労感、脱力感、意識が混濁、悪心・嘔吐・下痢等の胃腸症状
ゲンタマイシン 全身倦怠、疲労感、脱力感、意識が混濁、悪心・嘔吐・下痢等の胃腸症状
糖尿病用薬 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
インスリン製剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
スルホニルウレア系薬剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
速効型食後血糖降下剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
α-グルコシダーゼ阻害剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
チアゾリジン系薬剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
DPP-4阻害剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
GLP-1アナログ 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
SGLT2阻害剤 脱力感、脱水により乳酸アシドーシス、脱水症状、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
イメグリミン塩酸塩 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣、消化器症状
蛋白同化ステロイド 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
サリチル酸製剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
アスピリン 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
β-遮断剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
プロプラノロール 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
モノアミン酸化酵素阻害剤 脱力感、血糖降下作用の増強による低血糖症状、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣
利尿剤 脱水により乳酸アシドーシス、脱水症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
エピネフリン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
副腎皮質ホルモン剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
甲状腺ホルモン剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
卵胞ホルモン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
経口避妊薬 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ピラジナミド 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
イソニアジド 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ニコチン酸製剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
フェノチアジン系薬剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ACE阻害剤 低血糖

飲食物との組み合わせ注意

  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの

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ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」に関係する解説

ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)

  • ブホルミン塩酸塩腸溶錠50mg「KO」は、ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)に分類される。
  • ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)とは、肝臓での糖の産生(糖新生)抑制作用のほか、インスリン抵抗性の改善による筋肉・脂肪組織での糖取り込み促進作用、小腸における糖吸収抑制作用といった複数の作用により血糖値を改善する薬。

ビグアナイド薬(インスリン抵抗性改善薬)の代表的な商品名

  • メトグルコ
  • グリコラン
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