フェブリク錠40mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
白血球数減少、TSH増加、手足のしびれ感、浮動性めまい、傾眠、心電図異常、下痢、腹部不快感、悪心、腹痛、肝機能検査値異常
起こる可能性のある重大な副作用
肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、過敏症、全身性皮疹、発疹
上記以外の副作用
AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、皮膚そう痒症、紅斑、関節痛、四肢痛、四肢不快感、CK増加、筋肉痛、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿中β2ミクログロブリン増加、血中クレアチニン増加、血中尿素増加、頻尿、倦怠感、口渇、血中トリグリセリド増加、CRP増加、血中カリウム増加、血小板数減少、貧血、頭痛、味覚異常、動悸、蕁麻疹、脱毛、尿量減少、浮腫
フェブリク錠40mgの用法・用量
- 〈痛風、高尿酸血症〉成人通常、成人にはフェブキソスタットとして1日10mgより開始し、1日1回経口投与する
- その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する
- 維持量は通常1日1回40mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回60mgとする
- 小児通常、小児には体重に応じてフェブキソスタットとして次記の投与量を1日1回経口投与する
- 体重40kg未満:通常、1日5mgより開始し、1日1回経口投与する
- その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する
- 維持量は通常1日1回20mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回30mgとする
- 体重40kg以上:通常、1日10mgより開始し、1日1回経口投与する
- その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する
- 維持量は通常1日1回40mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回60mgとする
- 〈がん化学療法に伴う高尿酸血症〉通常、成人にはフェブキソスタットとして60mgを1日1回経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈痛風、高尿酸血症〉成人の痛風、成人の高尿酸血症:尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、本剤の投与は10mg1日1回から開始し、投与開始から2週間以降に20mg1日1回、投与開始から6週間以降に40mg1日1回投与とするなど、徐々に増量すること
- なお、増量後は経過を十分に観察すること〔8.4、17.1.1-17.1.3参照〕
- 7.2. 〈痛風、高尿酸血症〉小児の痛風、小児の高尿酸血症:尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、本剤の投与は体重に応じ5mg(40kg未満)又は10mg(40kg以上)1日1回から開始し6週間以降に10mg(40kg未満)又は20mg(40kg以上)1日1回、14週間以降に20mg(40kg未満)又は40mg(40kg以上)1日1回投与とするなど徐々に増量すること
- なお、増量後は経過を十分に観察すること〔8.4、17.1.4参照〕
- 7.3. 〈がん化学療法に伴う高尿酸血症〉本剤は、がん化学療法開始1~2日前から投与を開始すること
- 7.4. 〈がん化学療法に伴う高尿酸血症〉臨床症状及び血中尿酸値をモニタリングしながら、化学療法開始5日目まで投与すること
- なお、患者の状態に応じて、投与期間を適宜延長すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
メルカプトプリン |
骨髄抑制等の副作用を増強 |
アザチオプリン |
骨髄抑制等の副作用を増強 |
ビダラビン |
幻覚・振戦・神経障害等の副作用を増強 |
ジダノシン |
血中濃度が上昇 |
ロスバスタチン |
血中濃度が上昇 |