処方薬
アミノレバンEN配合散

アミノレバンEN配合散の基本情報

アミノレバンEN配合散の概要

商品名 アミノレバンEN配合散
一般名 肝不全用成分栄養剤(1)散
薬価・規格 88.8円 (10g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 大塚製薬
YJコード 3259108B1039
レセプト電算コード 620754701
添付文書PDFファイル

アミノレバンEN配合散の主な効果と作用

  • 肝臓の機能の低下が続き、普通の食事だけでは改善が不十分な人の栄養状態を改善する働きがあります。
  • 不足するアミノ酸を補給して症状を改善するお薬です。

アミノレバンEN配合散の用途

アミノレバンEN配合散の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、そう痒感、下痢、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、食欲不振、心窩部痛、腹痛、胸やけ

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、冷汗、気分不良、ふるえ、動悸

上記以外の副作用

口唇炎、空腹感、黄疸、肝機能障害、高アンモニア血症、腹水、口渇、血糖値上昇、頭痛、頭重感、めまい、眠気、貧血、ほてり、舌炎、代謝異常、低カリウム血症、浮腫、体重増加、偽アルドステロン症、代謝性アシドーシス、尿量減少、四肢麻痺、血圧上昇

アミノレバンEN配合散の用法・用量

  • 通常、成人に1回量として1包(50g)を約180mLの水又は温湯に溶かし(約200kcal/200mL)1日3回食事と共に経口摂取する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の1日量(150g)で補充される蛋白質量は40.5g、総カロリーは639kcalである
  • 残りの必要量については食事より摂取すること
  • 7.2. 食事療法を含めた治療状況を十分確認したのち、用法の選択を行うこと
  • (参考例1)低蛋白食(蛋白質量40g/日、熱量1600kcal/日)からの切替例:蛋白質量40g/日、熱量1000kcal/日の低蛋白食と本剤3包/日(蛋白質量40.5g/日、熱量639kcal/日)の併用に切り替える
  • (参考例2)肝性脳症改善アミノ酸注射液療法からの切替例:蛋白質量40g/日、熱量1000kcal/日の低蛋白食と本剤3包/日(蛋白質量40.5g/日、熱量639kcal/日)の併用に切り替える
  • (参考例3)肝臓食(蛋白質量80g/日、熱量2100kcal/日)からの切替例:蛋白質量40g/日、熱量1500kcal/日の低蛋白食と本剤3包/日(蛋白質量40.5g/日、熱量639kcal/日)の併用に切り替える
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アミノレバンEN配合散の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

飲食物との組み合わせ注意

  • 果物の生ジュース

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アミノレバンEN配合散に関係する解説

肝不全用アミノ酸製剤

  • アミノレバンEN配合散は、肝不全用アミノ酸製剤に分類される。
  • 肝不全用アミノ酸製剤とは、体内にBCAAなどのアミノ酸を補充しアミノ酸バランスを整えることで、肝性脳症の症状や肝障害における低栄養状態などを改善する薬。

肝不全用アミノ酸製剤の代表的な商品名

  • リーバクト
  • アミノレバン
  • ヘパンED
肝不全用アミノ酸製剤についての詳しい解説を見る

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