処方薬
ノボラピッド70ミックス注フレックスペン
先発
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの基本情報
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの概要
商品名 | ノボラピッド70ミックス注フレックスペン |
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一般名 | インスリンアスパルト(遺伝子組換え)キット |
薬価・規格 | 1767.0円 (300単位1キット) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | ノボ ノルディスク ファーマ |
ブランド | ノボラピッド注ペンフィル 他 |
YJコード | 2492415G5029 |
レセプト電算コード | 621973301 |
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの主な効果と作用
インスリン 製剤です。血糖 値を下げる働きがあります。- 糖尿病を治療するお薬です。
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの用途
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
空腹感、肝機能障害、腹痛、糖尿病網膜症の顕在化、糖尿病網膜症増悪、白内障、リポジストロフィー、皮下脂肪萎縮、皮下脂肪肥厚、血小板減少、体重増加
起こる可能性のある重大な副作用
低血糖、脱力感、倦怠感、高度空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害、意識混濁、昏睡、低血糖昏睡、重篤な転帰、中枢神経系の不可逆的障害、低血糖症状、アナフィラキシーショック、呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身発疹、血管神経性浮腫
上記以外の副作用
多汗、発疹、浮腫、過敏症、アレルギー、じん麻疹、そう痒感、血圧降下、食欲不振、嘔吐、治療後神経障害、有痛性神経障害、眼の屈折異常、注射部位反応、疼痛、発赤、腫脹、硬結、皮膚アミロイドーシス、発熱
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの用法・用量
- 本剤は、超速効型インスリンアナログと中間型インスリンアナログを7:3の割合で含有する混合製剤である
- 通常、成人では、初期は1回2~20単位を1日3回毎食直前に皮下注射する
- 投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は、ヒト二相性イソフェンインスリン水性懸濁注射液より作用発現が速いため、食直前に投与すること
- 7.2. 適用にあたっては本剤の作用時間、1mLあたりのインスリン アスパルト含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること
- 7.3. 他のインスリン製剤から本剤への変更により、インスリン用量の変更が必要になる可能性がある(用量の調整には、初回の投与から数週間あるいは数ヵ月間必要になることがある)
- 7.4. 糖尿病性昏睡、急性感染症、手術等緊急の場合は、本剤のみで処置することは適当でなく、速効型ヒトインスリン製剤を使用すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ノボラピッド70ミックス注フレックスペンの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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食物の吸収を遅延させる薬剤服用中 | 低血糖 |
ACE阻害剤 | 低血糖 |
糖尿病用薬 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
ビグアナイド系製剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
スルホニルウレア系薬剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
速効型食後血糖降下剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
チアゾリジン系薬剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
DPP-4阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
GLP-1アナログ | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
SGLT2阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
三環系抗うつ剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
塩酸ノルトリプチリン | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
サリチル酸製剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
アスピリン | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
エテンザミド | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
シクロホスファミド水和物 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
β-遮断剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
プロプラノロール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
アテノロール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
ピンドロール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
クマリン系抗凝血剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
ワルファリンカリウム | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
クロラムフェニコール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
ベザフィブラート | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
サルファ剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
コハク酸シベンゾリン | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
ジソピラミド | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
塩酸ピルメノール | 血糖降下作用の増強による低血糖症状 |
蛋白同化ステロイド | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
メテノロン | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ソマトスタチンアナログ製剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
オクトレオチド酢酸塩 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ランレオチド酢酸塩 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
チアジド系薬剤 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
トリクロルメチアジド | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
副腎皮質ホルモン剤 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
プレドニゾロン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
トリアムシノロン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ACTH | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
エピネフリン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
グルカゴン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
甲状腺ホルモン剤 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
レボチロキシン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
成長ホルモン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ソマトロピン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
卵胞ホルモン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
エチニルエストラジオール | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
結合型エストロゲン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
経口避妊薬 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ニコチン酸製剤 | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
濃グリセリン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
イソニアジド | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ダナゾール | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
フェニトイン | 血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ピオグリタゾン | 浮腫、心不全 |
飲食物との組み合わせ注意
- ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>