処方薬
ソル・コーテフ静注用1000mg
ソル・コーテフ静注用1000mgの基本情報
ソル・コーテフ静注用1000mgの概要
| 商品名 | ソル・コーテフ静注用1000mg |
|---|---|
| 一般名 | ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム注射用 |
| 薬価・規格 | 2542.0円 (1g1瓶(溶解液付)) |
| 薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
|
| 製造会社 | ファイザー |
| ブランド | ソル・コーテフ注射用100mg 他 |
| YJコード | 2452400D7040 |
| レセプト電算コード | 620007334 |
ソル・コーテフ静注用1000mgの主な効果と作用
ショック 状態を改善するお薬です。- 全身の様々な場所に働きかけて、ショック状態を改善します。
ソル・コーテフ静注用1000mgの用途
ソル・コーテフ静注用1000mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
浮腫、月経異常、クッシング様症状、膵炎、下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、アナフィラキシー、感染症、感染症の徴候隠蔽、感染症悪化、続発性副腎皮質機能不全、骨粗鬆症、骨頭無菌性壊死、脊椎圧迫骨折、病的骨折、大腿骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、疼痛、胃腸穿孔、消化管出血、消化性潰瘍、ミオパチー、四肢麻痺、筋力低下、CK上昇、血栓症、頭蓋内圧亢進、痙攣、精神変調、うつ状態、糖尿病、緑内障、後嚢白内障、眼圧亢進、喘息発作、喘息発作悪化、心破裂、うっ血性心不全、食道炎、カポジ肉腫、腱断裂、アキレス腱断裂、心停止、循環性虚脱、不整脈
上記以外の副作用
食欲不振、食欲亢進、徐脈、血圧降下、血圧上昇、多幸症、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、低カリウム性アルカローシス、カリウム低下、ナトリウム貯留、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、脂肪肝、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、創傷治癒障害、紫斑、皮下溢血、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮膚色素脱失、皮膚線条、発汗異常、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、脂肪織炎、過敏症、発疹、紅斑、そう痒、発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減、精子運動性増減、無菌膿瘍、仮性脳腫瘍
ソル・コーテフ静注用1000mgの用法・用量
- 通常、ヒドロコルチゾンとして1回250~1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する
- なお、症状が改善しない場合には、適宜追加投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ソル・コーテフ静注用1000mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ソル・コーテフ静注用1000mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| 生ワクチン | ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰 |
| 麻疹ワクチン | ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰 |
| 風疹ワクチン | ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰 |
| BCGワクチン | ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰 |
| デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> | 低ナトリウム血症 |
| エリスロマイシン | 本剤の作用が増強 |
| 卵胞ホルモン | 本剤の作用が増強 |
| 血液凝固阻止剤 | 作用を増強又は減弱 |
| パルナパリンナトリウム | 作用を増強又は減弱 |
| ワルファリンカリウム | 作用を増強又は減弱 |
| 非脱分極性筋弛緩剤 | 作用を増強又は減弱、ミオパチー、四肢麻痺 |
| ベクロニウム臭化物 | 作用を増強又は減弱、ミオパチー、四肢麻痺 |
| パンクロニウム臭化物 | 作用を増強又は減弱、ミオパチー、四肢麻痺 |
| 非ステロイド系抗炎症剤 | 消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等> |
| サザピリン | 消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等>、サリチル酸中毒<眩暈・耳鳴・悪心・嘔吐・過呼吸・高熱・意識障害等の症状> |
| ジクロフェナク | 消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等> |
| カリウム排泄型利尿剤 | 低カリウム血症 |
| トリクロルメチアジド | 低カリウム血症 |
| ヒドロクロロチアジド | 低カリウム血症 |
| フロセミド | 低カリウム血症 |
| β2-刺激剤 | 低カリウム血症 |
| ジゴキシン | 中毒 |
| サリチル酸製剤 | サリチル酸中毒<眩暈・耳鳴・悪心・嘔吐・過呼吸・高熱・意識障害等の症状> |
| アスピリン | サリチル酸中毒<眩暈・耳鳴・悪心・嘔吐・過呼吸・高熱・意識障害等の症状> |
| バルビツール酸誘導体 | 本剤の作用が減弱 |
| フェノバルビタール | 本剤の作用が減弱 |
| フェニトイン | 本剤の作用が減弱 |
| リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
| 糖尿病用薬 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| ビグアナイド系製剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| スルホニルウレア系薬剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| 速効型食後血糖降下剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| α-グルコシダーゼ阻害剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| チアゾリジン系薬剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| DPP-4阻害剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| GLP-1アナログ | 当該薬剤の効果が減弱 |
| SGLT2阻害剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| インスリン製剤 | 当該薬剤の効果が減弱 |
| シクロスポリン | 双方の血中濃度が上昇、痙攣 |
| 不活化ワクチン | 効果を減弱 |