ヒドロコルチゾンコハク酸エステルNa静注用1000mg「武田テバ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
浮腫、月経異常、クッシング様症状、膵炎、下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、アナフィラキシー、感染症、感染症の徴候隠蔽、感染症悪化、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、骨粗鬆症、骨頭無菌性壊死、脊椎圧迫骨折、病的骨折、大腿骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、疼痛、胃腸穿孔、消化管出血、消化性潰瘍、ミオパシー、四肢麻痺、筋力低下、CK上昇、CPK上昇、血栓症、頭蓋内圧亢進、痙攣、精神変調、うつ状態、糖尿病、緑内障、後嚢白内障、眼圧亢進、喘息発作、喘息発作悪化、心破裂、うっ血性心不全、食道炎、カポジ肉腫、腱断裂、アキレス腱断裂、心停止、循環性虚脱、不整脈
上記以外の副作用
食欲不振、食欲亢進、徐脈、血圧降下、血圧上昇、多幸症、不眠、頭痛、眩暈、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、低カリウム性アルカローシス、カリウム低下、ナトリウム貯留、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、脂肪肝、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、創傷治癒障害、紫斑、皮下溢血、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮膚色素脱失、皮膚線条、発汗異常、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、脂肪織炎、過敏症、発疹、紅斑、そう痒、発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減、精子運動性増減、無菌膿瘍、仮性脳腫瘍
ヒドロコルチゾンコハク酸エステルNa静注用1000mg「武田テバ」の用法・用量
- ヒドロコルチゾンとして1回250~1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ヒドロコルチゾンコハク酸エステルNa静注用1000mg「武田テバ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> |
低ナトリウム血症 |
生ワクチン |
ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰 |
BCGワクチン |
ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰 |
エリスロマイシン |
本剤の作用が増強 |
卵胞ホルモン |
本剤の作用が増強 |
血液凝固阻止剤 |
作用を増強又は減弱 |
パルナパリンナトリウム |
作用を増強又は減弱 |
ワルファリンカリウム |
作用を増強又は減弱 |
非脱分極性筋弛緩剤 |
作用を増強又は減弱、ミオパシー、四肢麻痺 |
ベクロニウム臭化物 |
作用を増強又は減弱、ミオパシー、四肢麻痺 |
パンクロニウム臭化物 |
作用を増強又は減弱、ミオパシー、四肢麻痺 |
非ステロイド系抗炎症剤 |
消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等> |
サザピリン |
消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等>、サリチル酸中毒<眩暈・耳鳴・悪心・嘔吐・過呼吸・高熱・意識障害等の症状> |
ジクロフェナク |
消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等> |
カリウム排泄型利尿剤 |
低カリウム血症 |
トリクロルメチアジド |
低カリウム血症 |
ヒドロクロロチアジド |
低カリウム血症 |
フロセミド |
低カリウム血症 |
β2-刺激剤 |
低カリウム血症 |
ジゴキシン |
中毒 |
サリチル酸製剤 |
サリチル酸中毒<眩暈・耳鳴・悪心・嘔吐・過呼吸・高熱・意識障害等の症状> |
アスピリン |
サリチル酸中毒<眩暈・耳鳴・悪心・嘔吐・過呼吸・高熱・意識障害等の症状> |
バルビツール酸誘導体 |
本剤の作用が減弱 |
フェノバルビタール |
本剤の作用が減弱 |
フェニトイン |
本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 |
本剤の作用が減弱 |
経口糖尿病剤 |
当該薬剤の効果が減弱 |
アカルボース |
当該薬剤の効果が減弱 |
トラザミド |
当該薬剤の効果が減弱 |
トルブタミド |
当該薬剤の効果が減弱 |
インスリン製剤 |
当該薬剤の効果が減弱 |
シクロスポリン |
双方の血中濃度が上昇、痙攣 |
不活化ワクチン |
効果を減弱 |