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ゴナールエフ皮下注用150
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ゴナールエフ皮下注用150の基本情報

ゴナールエフ皮下注用150の概要

商品名 ゴナールエフ皮下注用150
一般名 ホリトロピンアルファ(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 3713.0円 (150国際単位1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 メルクバイオファーマ
ブランド ゴナールエフ皮下注用75 他
YJコード 2413404D2021
レセプト電算コード 620003473
添付文書PDFファイル

ゴナールエフ皮下注用150の主な効果と作用

  • 不妊症を治療するお薬です。
  • ホルモンの働きにより、精子の形成を改善する働きがあります。
  • 卵巣を刺激する働きがあります。
  • 排卵を誘発するお薬です。

ゴナールエフ皮下注用150の用途

ゴナールエフ皮下注用150の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

注射部位疼痛、消化不良、リビドー減退、女性化乳房、乳房圧痛、ざ瘡、脂漏、疲労、白血球数増加、腹部膨満、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

卵巣過剰刺激症候群、卵巣腫大、下腹部痛、下腹部緊迫感、腹水、胸水、呼吸困難、卵巣破裂、卵巣茎捻転、脳梗塞、肺塞栓、血栓塞栓症、肺水腫、腎不全、重度卵巣過剰刺激症候群、アナフィラキシー

上記以外の副作用

腹部不快感、食欲不振、頭痛、不正子宮出血、性器出血、乳房不快感、リンパ節症、胃炎、注射部位挫傷、注射部位紅斑、注射部位そう痒感、血中ビリルビン増加、肝機能検査異常、鼡径部痛、筋痙縮、不眠症、攻撃性、浮動性めまい、傾眠、精巣痛、精索静脈瘤、停留精巣、乳房腫瘤、脱毛症、多汗、良性下垂体腫瘍、腹痛、軽度から重度の注射部位反応、発赤、内出血、腫脹、浮腫、卵巣嚢胞、全身性アレルギー反応、蕁麻疹、紅斑、発疹、顔面腫脹、低出生体重児、双胎妊娠、流産、バニシングツイン症候群、早産、下痢、味覚異常、血中アルカリホスファターゼ増加、尿中蛋白陽性、尿潜血陽性、注意力障害、前立腺特異性抗原増加、乳房痛、皮膚色素沈着障害、倦怠感、体重増加、毛質異常、血中尿酸増加

ゴナールエフ皮下注用150の用法・用量

  • 〈生殖補助医療における調節卵巣刺激〉調節卵巣刺激には、ホリトロピン アルファ(遺伝子組換え)として通常150又は225IUを月経周期2日目又は3日目から1日1回皮下投与する
  • 患者の反応に応じて1日450IUを超えない範囲で適宜用量を調節し、卵胞が十分に発育するまで継続する
  • 〈視床下部-下垂体機能障害又は多嚢胞性卵巣症候群に伴う無排卵及び希発排卵における排卵誘発〉排卵誘発には、ホリトロピン アルファ(遺伝子組換え)として通常1回75IUを連日皮下投与する
  • 卵胞の発育の程度を観察しながら適宜用量を調節し、主席卵胞の十分な発育が確認された後、hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)製剤を投与し排卵を誘起する
  • 〈低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症における精子形成の誘導〉精子形成の誘導には、本剤はhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)製剤と併用投与する
  • ホリトロピン アルファ(遺伝子組換え)として1回150IUを1週3回皮下投与する
  • 精子形成の誘導が認められない場合には、本剤の用量を1回に最大300IU、1週3回を限度として適宜増量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈生殖補助医療における調節卵巣刺激〉患者特性により卵巣の反応性は異なるので、開始用量は患者特性を考慮して決定(減量又は増量)し、用量調節を行う場合には、超音波検査や血清エストラジオール濃度の測定により確認した患者の卵巣反応に応じて用量調節を行うこと(用量調節は投与開始5日後から可能であり、増量幅は150IU以下とすること)
  • 7.2. 〈生殖補助医療における調節卵巣刺激〉超音波検査及び血清エストラジオール濃度の測定によって十分な卵胞の発育が確認されるまで本剤の投与を継続する
  • 生殖補助医療における調節卵巣刺激の場合、本剤の最終投与後、卵胞最終成熟を誘起した後、採卵する
  • 7.3. 〈視床下部-下垂体機能障害又は多嚢胞性卵巣症候群に伴う無排卵及び希発排卵における排卵誘発〉卵巣過剰刺激を防止するため、投与量の増量は慎重に行うこと(視床下部-下垂体機能障害又は多嚢胞性卵巣症候群に伴う無排卵及び希発排卵の患者を対象とした国内臨床試験では、主席卵胞の十分な発育が見られない場合には、7日間おきに37.5IUずつ増量した)〔17.1.1、17.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゴナールエフ皮下注用150の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 下垂体腫瘍
    • 過敏症
    • 子宮内膜癌
    • 前立腺癌
    • 乳癌
    • 原発性卵巣不全
    • 視床下部腫瘍
    • 診断の確定していない不正出血
    • 妊娠に不適切な子宮筋腫
    • 妊娠不能な性器奇形
    • FSH濃度が高く原発性性腺機能不全
    • 血中ゴナドトロピンが高値を呈する原発性精巣不全
    • 十分にコントロールされていない甲状腺機能不全
    • 十分にコントロールされていない副腎機能不全
    • 頭蓋内器官活動性腫瘍
    • 原因が特定されない卵巣腫大
    • 原因が特定されない卵巣嚢胞
    • 妊娠に不適当
    • アンドロゲン依存性悪性腫瘍
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • 活動性血栓塞栓性疾患
    • 卵巣過剰刺激症候群
    • 多嚢胞性卵巣症候群
    • 卵巣過剰刺激症候群のリスク因子を有する
    • やせ
    • 血清エストラジオール高値
    • 血清抗ミュラー管ホルモン高値
    • 発育卵胞数高値
    • 甲状腺機能低下
    • 高プロラクチン血症
    • 子宮内膜症
    • 子宮筋腫
    • 前立腺肥大
    • 乳房レントゲン像に異常
    • 乳房結節
    • 乳腺症
    • 乳癌家族素因が強い
    • 副腎機能低下
    • 卵管疾患
    • 未治療の子宮内膜増殖症
    • 血栓塞栓症発現リスクが高い
    • 低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症で下垂体腫瘍
    • 低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症で視床下部腫瘍

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゴナールエフ皮下注用150の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
排卵誘発に使用する薬剤 卵巣過剰刺激症候群
卵胞の最終成熟に使用する薬剤 卵巣過剰刺激症候群
胎盤性性腺刺激ホルモン 卵巣過剰刺激症候群

ゴナールエフ皮下注用150と主成分が同じ薬

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    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 メルクバイオファーマ
    先発
  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 2831.0円 (75国際単位1瓶(溶解液付))
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 メルクバイオファーマ
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