処方薬
ペンタサ注腸1g
先発

ペンタサ注腸1gの基本情報

ペンタサ注腸1gの概要

商品名 ペンタサ注腸1g
一般名 メサラジン注腸剤
薬価・規格 363.7円 (1g1個)
薬の形状
外用薬 > 挿入剤 > 注腸剤
外用薬 > 挿入剤 > 注腸剤のアイコン
製造会社 杏林製薬
ブランド ペンタサ顆粒94% 他
YJコード 2399715X1023
レセプト電算コード 660470002
識別コード KP-008
添付文書PDFファイル

ペンタサ注腸1gの主な効果と作用

  • 腸の炎症による腹痛、下痢、血便などの症状を改善するお薬です。
  • 炎症の原因となる物質を除去し、炎症の進展や組織の障害をおさえる働きがあります。

ペンタサ注腸1gの用途

ペンタサ注腸1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

丘疹、蕁麻疹、紅斑、下痢、腹痛、嘔気、嘔吐、血便、下血、アミラーゼ上昇、腹部膨満感

起こる可能性のある重大な副作用

間質性肺疾患、好酸球性肺炎、肺胞炎、肺臓炎、間質性肺炎、発熱、咳、呼吸困難、胸部X線異常、心筋炎、心膜炎、胸膜炎、胸水、胸部痛、心電図異常、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎障害、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症、肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、膵炎、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、薬剤性過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化

上記以外の副作用

便秘、粘液便、尿着色、頭痛、CK上昇、皮膚そう痒感、食欲不振、口内炎、便の変色、便の黒色変色、浮腫、全身倦怠感、めまい、末梢神経障害、肛門部位疼痛、肛門部位のかゆみ、不快感、便意切迫、頚部痛、CRP上昇、貧血、脱毛、Al-P上昇、ビリルビン上昇、肝機能異常、クレアチニン上昇、尿中NAG上昇、尿中ミクログロブリン上昇、尿蛋白、腎機能異常、白血球減少、筋肉痛、関節痛、ループス様症候群

ペンタサ注腸1gの用法・用量

  • 通常、成人には1日1個(メサラジンとして1g)を、直腸内注入する
    • なお、年齢、症状により適宜減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤をメサラジン経口剤と併用する場合には、メサラジンとしての総投与量が増加することを考慮し、特に肝機能低下又は腎機能低下している患者並びに高齢者等への投与に際しては十分に注意すること(併用時に異常が認められた場合には、減量又は中止する等の適切な処置を行うこと)〔9.2.2、9.3.2、9.8高齢者の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ペンタサ注腸1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な腎障害
    • 腎機能低下
    • サラゾスルファピリジンに対する過敏症
    • 肝機能低下
    • サラゾスルファピリジンでアレルギー症状
    • 肝機能低下<重篤な肝障害を除く>
    • 腎機能低下<重篤な腎障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ペンタサ注腸1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アザチオプリン 骨髄抑制
メルカプトプリン 骨髄抑制

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ペンタサ注腸1gに関係する解説

炎症性腸疾患治療薬(5-アミノサリチル酸製剤:5-ASA製剤)

  • ペンタサ注腸1gは、炎症性腸疾患治療薬(5-アミノサリチル酸製剤:5-ASA製剤)に分類される。
  • 炎症性腸疾患治療薬(5-アミノサリチル酸製剤:5-ASA製剤)とは、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患における腸などの炎症を抑え、腹痛、下痢、下血などの症状を改善する薬。

炎症性腸疾患治療薬(5-アミノサリチル酸製剤:5-ASA製剤)の代表的な商品名

  • サラゾピリン
  • ペンタサ
  • アサコール
  • リアルダ
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