炭酸ランタン顆粒分包500mg「フソー」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
嘔吐、悪心、便秘、腹痛、胃不快感、下痢、逆流性食道炎、腹部膨満感、食欲不振、消化不良、腹部不快感
起こる可能性のある重大な副作用
腸管穿孔、イレウス、持続する腹痛、消化管出血、消化管潰瘍、吐血、下血、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、結腸潰瘍
上記以外の副作用
放屁増加、胃炎、過敏症、発疹、そう痒、AST上昇、ALT上昇、貧血、好酸球増多、副甲状腺機能亢進症、Al-P上昇、胸痛、背部痛、倦怠感、めまい、高カルシウム血症、低リン血症、低カルシウム血症、末梢性浮腫
炭酸ランタン顆粒分包500mg「フソー」の用法・用量
- 通常、成人にはランタンとして1日750mgを開始用量とし、1日3回に分割して食直後に経口投与する
- 以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日2250mgとする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤投与開始時又は用量変更時には、1週間後を目安に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい
- 7.2. 増量を行う場合は増量幅をランタンとして1日あたりの用量で750mgまでとし、1週間以上の間隔をあけて行うこと
- 7.3. 2週間で効果が認められない場合には、他の適切な治療法に切り替えること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
炭酸ランタン顆粒分包500mg「フソー」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
テトラサイクリン系抗生物質<経口> |
吸収が低下し効果が減弱 |
テトラサイクリン<経口> |
吸収が低下し効果が減弱 |
ドキシサイクリン<経口> |
吸収が低下し効果が減弱 |
ニューキノロン系抗菌剤<経口> |
吸収が低下し効果が減弱 |
レボフロキサシン<経口> |
吸収が低下し効果が減弱 |
塩酸シプロフロキサシン<服用> |
吸収が低下し効果が減弱 |
甲状腺製剤<経口> |
吸収が低下 |
レボチロキシンナトリウム<経口> |
吸収が低下 |