リバロOD錠2mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
AST上昇、ALT上昇、発疹、そう痒、嘔気、悪心、胃不快感、γ-GTP上昇、LDH上昇、頭痛、頭重感
起こる可能性のある重大な副作用
横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、重篤な腎障害、ミオパチー、広範な筋肉痛、筋肉圧痛、著明なCK上昇、免疫介在性壊死性ミオパチー、近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維壊死、抗HMG-CoA還元酵素抗体陽性、抗HMGCR抗体陽性、血小板減少、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、重症筋無力症、眼筋型重症筋無力症、全身型重症筋無力症、重症筋無力症悪化、眼筋型重症筋無力症悪化、全身型重症筋無力症悪化、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇
上記以外の副作用
しびれ、めまい、貧血、テストステロン低下、倦怠感、抗核抗体陽性化、過敏症、紅斑、血管性浮腫、脱毛、ミオグロビン上昇、じん麻疹、浮腫、口渇、消化不良、腹痛、腹部膨満感、便秘、口内炎、嘔吐、食欲不振、舌炎、下痢、ビリルビン上昇、コリンエステラーゼ上昇、AL-P上昇、頻尿、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、筋痙攣、こわばり感、眠気、不眠、顆粒球減少、白血球減少、好酸球増多、白血球増多、グロブリン上昇、アルドステロン低下、アルドステロン上昇、ACTH上昇、コルチゾール上昇、動悸、疲労感、皮膚疼痛、ほてり、関節痛、霧視、眼のちらつき、耳閉感、尿潜血、尿酸値上昇、血清K上昇、血清P上昇、味覚異常、着色尿
リバロOD錠2mgの用法・用量
- 〈高コレステロール血症〉通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする
- 〈家族性高コレステロール血症〉成人:通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする
- 小児:通常、10歳以上の小児にはピタバスタチンカルシウムとして1mgを1日1回経口投与する
- なお、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日2mgまでとする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 肝障害のある成人に投与する場合には、開始投与量を1日1mgとし、最大投与量は1日2mgまでとする
- また、肝障害のある小児に投与する場合には、1日1mgを投与する〔9.3.2、16.6.2参照〕
- 7.2. 本剤は投与量(全身曝露量)の増加に伴い、横紋筋融解症関連有害事象が発現するので、4mgに増量する場合には、CK上昇、ミオグロビン尿、筋肉痛及び脱力感等の横紋筋融解症前駆症状に注意すること(成人海外臨床試験において8mg以上の投与は横紋筋融解症及び関連有害事象の発現により中止されている)〔11.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
フィブラート系薬剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
シクロスポリン |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、副作用の発現頻度が増加 |
ベザフィブラート |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
ニコチン酸製剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
エリスロマイシン |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
コレスチラミン |
本剤の血中濃度が低下 |
リファンピシン類 |
本剤のCmaxが2.0倍・AUCが1.3倍に上昇 |