フルバスタチン錠10mg「サワイ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
発疹、皮膚そう痒感、胃不快感、胸やけ、腹痛、嘔気、便秘、下痢、食欲不振、腹部膨満感、AST上昇
起こる可能性のある重大な副作用
横紋筋融解症、ミオパチー、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、重篤な腎障害、筋炎、広範な筋肉痛、著明なCK上昇、免疫介在性壊死性ミオパチー、近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維壊死、抗HMG-CoA還元酵素抗体陽性、抗HMGCR抗体陽性、重症筋無力症、眼筋型重症筋無力症、全身型重症筋無力症、重症筋無力症悪化、眼筋型重症筋無力症悪化、全身型重症筋無力症悪化、肝機能障害、肝炎、黄疸、過敏症状、ループス様症候群、血管炎、血管浮腫、アナフィラキシー反応、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常
上記以外の副作用
ALT上昇、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、LAP上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、めまい、頭痛、白血球減少、けん怠感、血清カリウム上昇、尿酸上昇、脱毛、光線過敏、膵炎、ほてり、勃起不全、浮腫、蕁麻疹、湿疹、嘔吐、口内炎、口渇、コリンエステラーゼ上昇、頻尿、睡眠障害、知覚異常、しびれ、貧血、血小板減少、好酸球増多、関節痛、動悸、味覚異常、胸内苦悶感
フルバスタチン錠10mg「サワイ」の用法・用量
- フルバスタチンとして、通常、成人には1日1回夕食後20mg~30mgを経口投与する
- なお、投与は20mgより開始し、年齢・症状により適宜増減するが、重症の場合は1日60mgまで増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
フルバスタチン錠10mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
フィブラート系薬剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
ベザフィブラート |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化、本剤の血中濃度が上昇 |
免疫抑制剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
シクロスポリン |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
ニコチン酸製剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
エリスロマイシン |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化 |
クマリン系抗凝血剤 |
抗凝血作用が増強 |
ワルファリン |
抗凝血作用が増強 |
陰イオン交換樹脂剤<経口> |
本剤の血中濃度が低下 |
コレスチラミン<経口> |
本剤の血中濃度が低下 |
リファンピシン類 |
本剤の血中濃度が低下 |
シメチジン |
本剤の血中濃度が上昇 |
ラニチジン |
本剤の血中濃度が上昇 |
オメプラゾール |
本剤の血中濃度が上昇 |
フルコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇 |
ホスフルコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇 |
エトラビリン |
本剤の血中濃度が上昇 |
ジゴキシン |
最高血中濃度が上昇 |