処方薬
ミオコールスプレー0.3mg
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ミオコールスプレー0.3mgの基本情報

ミオコールスプレー0.3mgの概要

商品名 ミオコールスプレー0.3mg
一般名 ニトログリセリン噴霧剤
薬価・規格 1161.6円 (0.65%7.2g1缶)
薬の形状
外用薬 > 皮膚塗布剤 > 噴霧剤
外用薬 > 皮膚塗布剤 > 噴霧剤のアイコン
製造会社 トーアエイヨー
ブランド ミオコール静注1mg 他
YJコード 2171701R4038
レセプト電算コード 620004829
添付文書PDFファイル

ミオコールスプレー0.3mgの主な効果と作用

  • 静脈をひろげて心臓の負担を減らすとともに、冠動脈をひろげて心筋の酸素不足を改善する働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を速やかにおさえるお薬です。

ミオコールスプレー0.3mgの用途

ミオコールスプレー0.3mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、血圧低下、ほてり、動悸、めまい、脳貧血、熱感、潮紅、頭痛、頭重感

上記以外の副作用

失神、過敏症、発疹、アフタ性口内炎、悪心、嘔吐、Al-P上昇、LDH上昇、舌刺激感、舌痛、舌のしびれ、気分不良、発汗、尿失禁、便失禁

ミオコールスプレー0.3mgの用法・用量

  • 通常、成人には、1回1噴霧(ニトログリセリンとして0.3mg)を舌下に投与する
    • なお、効果不十分の場合は1噴霧を追加投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ミオコールスプレー0.3mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度貧血
    • 重篤な低血圧
    • 心原性ショック
    • 頭部外傷
    • 脳出血
    • 閉塞隅角緑内障
    • ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中
    • グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤投与中
    • エタノールに過敏
    • 原発性肺高血圧症
    • 心筋梗塞の急性期
    • 肥大型閉塞性心筋症
    • 低血圧<重篤な低血圧を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ミオコールスプレー0.3mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
PDE5阻害薬 降圧作用を増強
シルデナフィル 降圧作用を増強
塩酸バルデナフィル 降圧作用を増強
タダラフィル 降圧作用を増強
sGC刺激剤 降圧作用を増強
リオシグアト 降圧作用を増強
降圧作用及び血管拡張作用を有する薬物 血圧低下が増強、過度の血圧低下
カルシウム拮抗剤 血圧低下が増強、過度の血圧低下
ACE阻害剤 血圧低下が増強、過度の血圧低下
β-遮断剤 血圧低下が増強、過度の血圧低下
利尿剤 血圧低下が増強、過度の血圧低下
三環系抗うつ剤 血圧低下が増強、過度の血圧低下
抗精神病薬 血圧低下が増強、過度の血圧低下
エタノール摂取 血圧低下が増強、過度の血圧低下
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 過度の血圧低下、頭痛・血圧低下等の副作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ミオコールスプレー0.3mgと主成分が同じ薬

  • 外用薬 > 皮膚塗布剤 > 噴霧剤のアイコン
    薬価 1161.6円 (0.65%7.2g1缶)
    薬の形状 外用薬 > 皮膚塗布剤 > 噴霧剤
    製造会社 トーアエイヨー
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ミオコールスプレー0.3mgに関係する解説

硝酸薬

  • ミオコールスプレー0.3mgは、硝酸薬に分類される。
  • 硝酸薬とは、体内で一酸化窒素を生成し、この物質が心臓の冠動脈を拡げ血流量を増やし、心臓に酸素などを補給したり全身の血管抵抗を減らすことで心臓の負担を軽くする薬。

硝酸薬の代表的な商品名

  • アイトロール
  • ニトロール
  • ニトロペン
  • フランドル
  • ミオコール
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