ニフェジピンCR錠40mg「日医工」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、顔面潮紅、潮紅、熱感、動悸、浮腫、下肢浮腫、顔面浮腫
起こる可能性のある重大な副作用
紅皮症、はく脱性皮膚炎、無顆粒球症、血小板減少、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、血圧低下、一過性意識障害
上記以外の副作用
頻脈、頻尿、頭痛、めまい、倦怠感、不眠、異常感覚、悪心、嘔吐、便秘、下痢、腹部不快感、胸やけ、発疹、そう痒、歯肉肥厚、代謝異常、高血糖、貧血、胸部痛、発汗、悪寒、眠気、脱力感、筋痙攣、四肢しびれ感、上腹部痛、食欲不振、鼓腸、過敏症、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、呼吸困難、咳嗽、鼻出血、鼻閉、女性化乳房、眼痛、筋肉痛、関節腫脹、勃起不全、のぼせ、起立性低血圧、振戦、口渇、白血球減少、視力異常、霧視、関節痛
ニフェジピンCR錠40mg「日医工」の用法・用量
- 〈高血圧症〉通常、成人にはニフェジピンとして20~40mgを1日1回経口投与する
- ただし、1日10~20mgより投与を開始し、必要に応じ漸次増量する
- なお、1日40mgで効果不十分な場合には、1回40mg1日2回まで増量できる
- 〈腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症〉通常、成人にはニフェジピンとして20~40mgを1日1回経口投与する
- ただし、1日10~20mgより投与を開始し、必要に応じ漸次増量する
- 〈狭心症、異型狭心症〉通常、成人にはニフェジピンとして40mgを1日1回経口投与する
- なお、症状に応じ適宜増減するが、最高用量は1日1回60mgとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ニフェジピンCR錠40mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
血圧降下剤 |
相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下 |
レセルピン |
相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下 |
メチルドパ |
相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下 |
塩酸プラゾシン |
相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下 |
β-遮断剤 |
過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全 |
アテノロール |
過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全 |
アセブトロール塩酸塩 |
過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全 |
プロプラノロール |
過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全 |
シメチジン |
過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、頻脈 |
ジルチアゼム |
過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
トリアゾール系抗真菌剤 |
過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫 |
イトラコナゾール |
過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫 |
フルコナゾール |
過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 |
過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇 |
サキナビル |
過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇 |
リトナビル |
過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇 |
キヌプリスチン・ダルホプリスチン |
過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
硫酸マグネシウム<注射剤> |
過度の血圧低下、神経筋伝達遮断の増強 |
ジゴキシン |
血中濃度が上昇、中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・視覚異常・不整脈等> |
タクロリムス水和物 |
血中濃度が上昇、腎機能障害 |
リファンピシン類 |
本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化 |
フェニトイン |
本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化 |
カルバマゼピン |
本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化 |
シクロスポリン |
歯肉肥厚 |