処方薬
ケフナン錠5mg
後発

ケフナン錠5mgの基本情報

ケフナン錠5mgの概要

商品名 ケフナン錠5mg
一般名 ベタキソロール塩酸塩錠
薬価・規格 25.0円 (5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 東和薬品
ブランド ケフナン錠5mg 他
YJコード 2149031F1051
レセプト電算コード 620002034
識別コード Tw246
添付文書PDFファイル

ケフナン錠5mgの主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 心臓に働いて血液の拍出量を減らし、血圧を下げ、心臓の負担を少なくする働きがあります。
  • 心臓の負担を少なくし、心拍数を下げる働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

ケフナン錠5mgの用途

ケフナン錠5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

房室ブロック、レイノー現象、徐脈、低血圧、動悸、胸痛、心電図異常、涙液分泌減少、霧視、霧視感、目のちらつき

起こる可能性のある重大な副作用

完全房室ブロック、心胸比増大、心不全

上記以外の副作用

過敏症、発疹、蕁麻疹、そう痒、ふらふら感、頭痛、眩暈、ぼんやり、眠気、不眠、幻覚、悪夢、蟻走感、うつ状態、下痢、嘔吐、口渇、悪心、胃部不快感、胃痛、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、呼吸困難、喘息症状、BUN上昇、倦怠感、浮腫、尿酸値上昇、中性脂肪上昇、コレステロール上昇、高血糖、CK上昇、CPK上昇、HDL-コレステロール低下、疲労感、しびれ感、脱力感、耳鳴、熱感、発汗、インポテンス

ケフナン錠5mgの用法・用量

  • 1.本態性高血圧症(軽症~中等症):ベタキソロール塩酸塩として5~10mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高用量は1日1回20mgまでとする
  • 2.腎実質性高血圧症:ベタキソロール塩酸塩として5mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高用量は1日1回10mgまでとする
  • 3.狭心症:ベタキソロール塩酸塩として10mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高用量は1日1回20mgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ケフナン錠5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 著しい洞性徐脈
    • 過敏症
    • 肺高血圧による右心不全
    • 心原性ショック
    • 代謝性アシドーシス
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 洞房ブロック
    • 高度徐脈
    • 房室ブロック<2~3度>
    • 未治療の褐色細胞腫
    • うっ血性心不全
    • 手術前48時間
    • 間欠性跛行症
    • 気管支痙攣
    • 気管支喘息
    • 甲状腺中毒症
    • コントロール不十分な糖尿病
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 徐脈
    • 長期間絶食状態
    • 特発性低血糖症
    • 房室ブロック<1度>
    • 末梢循環障害
    • レイノー症候群
    • 褐色細胞腫

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ケフナン錠5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
交感神経遮断剤 過剰の交感神経抑制
レセルピン 過剰の交感神経抑制
麻酔剤 過剰の交感神経抑制
エーテル 過剰の交感神経抑制
血糖降下剤 血糖降下作用を増強、低血糖状態<頻脈・発汗等>をマスク
インスリン製剤 血糖降下作用を増強、低血糖状態<頻脈・発汗等>をマスク
トルブタミド 血糖降下作用を増強、低血糖状態<頻脈・発汗等>をマスク
アセトヘキサミド 血糖降下作用を増強、低血糖状態<頻脈・発汗等>をマスク
カルシウム拮抗剤 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
ベラパミル 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
ジルチアゼム 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
クロニジン 投与中止後のリバウンド現象を増強
クラス1抗不整脈剤 過度の心機能抑制
ジソピラミド 過度の心機能抑制
プロカインアミド塩酸塩 過度の心機能抑制
アジマリン 過度の心機能抑制
アミオダロン塩酸塩 過度の心機能抑制
ジギタリス剤 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等>
非ステロイド系抗炎症剤 本剤の降圧作用が減弱
インドメタシン製剤 本剤の降圧作用が減弱
降圧作用を有する薬剤 降圧作用を増強
レミフェンタニル塩酸塩 徐脈・血圧低下等の作用が増強
フィンゴリモド塩酸塩 重度の徐脈、心ブロック

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