リスパダールコンスタ筋注用37.5mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
便秘、不眠症、精神症状、アカシジア、注射部位疼痛、ALT増加、CK増加、血中プロラクチン増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、体重増加
起こる可能性のある重大な副作用
遅発性ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動、不整脈、心房細動、心室性期外収縮、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、悪心を不顕性化、嘔吐を不顕性化、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、脳血管障害、高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、高血糖悪化、糖尿病悪化、口渇、多飲、多尿、頻尿、低血糖、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、低血糖症状、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、持続勃起症、アナフィラキシー
上記以外の副作用
ジスキネジア、胃腸炎、鼻咽頭炎、高プロラクチン血症、高尿酸血症、食欲亢進、多飲症、高脂血症、不安、妄想、幻覚、被害妄想、睡眠障害、めまい、ふらつき、立ちくらみ、ジストニー、錐体外路障害、頭痛、しびれ感、末梢性ニューロパチー、パーキンソニズム、精神運動亢進、眼脂、右脚ブロック、洞性頻脈、上室性期外収縮、高血圧、起立性低血圧、上腹部痛、嚥下障害、胃炎、流涎過多、胃不快感、ざ瘡、湿疹、多汗症、皮膚そう痒症、発疹、脂漏性皮膚炎、背部痛、筋固縮、四肢痛、無月経、射精障害、乳汁漏出症、女性化乳房、月経障害、低体温、注射部位紅斑、注射部位硬結、易刺激性、注射部位腫脹、AST増加、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖増加、LDH増加、血中ナトリウム減少、血中尿酸増加、心電図QT延長、心電図T波逆転、好酸球数増加、グリコヘモグロビン増加、尿中血陽性、血小板数減少、白血球数増加、尿中蛋白陽性、ALP増加、ヘマトクリット減少、転倒、転落、引っかき傷、無動、疼痛、感染、咽頭炎、気管支炎、膀胱炎、耳感染、インフルエンザ、注射部位膿瘍、限局性感染、気道感染、肺炎、鼻炎、副鼻腔炎、皮下組織膿瘍、尿路感染、ウイルス感染、注射部位蜂巣炎、蜂巣炎、扁桃炎、眼感染、中耳炎、爪真菌症、ダニ皮膚炎、貧血、好中球減少症、血小板減少症、過敏症、水中毒、食欲減退、激越、うつ病、リビドー減退、躁病、神経過敏、自殺企図、緊張、抑うつ症状、リビドー亢進、錯乱状態、気力低下、情動鈍麻、無オルガズム症、悪夢、徘徊、睡眠時遊行症、協調運動異常、注意力障害、よだれ、構語障害、構音障害、頭部不快感、過眠症、運動低下、嗜眠、仮面状顔貌、弓なり緊張、錯感覚、鎮静、失神、意識レベル低下、会話障害、舌のもつれ、平衡障害、刺激無反応、運動障害、味覚異常、記憶障害、意識消失、てんかん、眼調節障害、結膜炎、眼球回転発作、網膜動脈閉塞、霧視、視力低下、眼瞼痙攣、眼充血、眼瞼縁痂皮、眼乾燥、流涙増加、羞明、緑内障、術中虹彩緊張低下症候群、耳痛、回転性めまい、耳鳴、徐脈、左脚ブロック、動悸、洞性徐脈、房室ブロック、低血圧、末梢循環不全、末梢冷感、潮紅、咳嗽、鼻閉、鼻漏、副鼻腔うっ血、睡眠時無呼吸症候群、口腔咽頭痛、鼻出血、肺うっ血、喘鳴、嚥下性肺炎、発声障害、気道うっ血、ラ音、呼吸障害、過換気、腹痛、下痢、口内乾燥、消化不良、腸閉塞、膵炎、歯痛、唾液欠乏、糞塊充塞、便失禁、口唇炎、舌腫脹、肝機能異常、脱毛症、血管浮腫、皮膚乾燥、皮膚過角化、紅斑、頭部粃糠疹、皮膚変色、皮膚病変、蕁麻疹、皮膚水疱、関節痛、筋攣縮、筋力低下、筋骨格痛、頚部痛、姿勢異常、斜頚、筋骨格系胸痛、関節硬直、筋痙縮、排尿困難、尿失禁、尿閉、月経遅延、不規則月経、希発月経、性機能不全、乳房不快感、勃起不全、腟分泌物異常、乳房腫大、乳房分泌、硬結、無力症、胸部不快感、顔面浮腫、疲労、歩行障害、インフルエンザ様疾患、注射部位嚢胞、注射部位血腫、注射部位壊死、注射部位反応、注射部位潰瘍、末梢性浮腫、不活発、注射部位結節、気分不良、悪寒、薬剤離脱症候群、血圧低下、血中尿素増加、心電図異常、総蛋白減少、体重減少、白血球数減少、肝酵素上昇、尿糖陽性、処置による疼痛
リスパダールコンスタ筋注用37.5mgの用法・用量
- 通常、成人にはリスペリドンとして1回25mgを2週間隔で臀部筋肉内投与する
- なお、初回量は25mgとし、その後、症状により適宜増減するが、1回量は50mgを超えないこと
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は、投与3週間後より血中濃度が上昇するため、臨床効果は投与3週間後以降にあらわれると考えられることから、初回投与後3週間は経口抗精神病薬を併用するなど適切な治療を行い、また、増量後3週間についても必要に応じて経口抗精神病薬の併用を考慮すること
- なお、増量が必要な場合は、少なくとも同一用量で4週間以上投与した後に、原則として12.5mgずつ、患者の症状を十分観察しながら慎重に増量すること〔8.1、14.2.4参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
リスパダールコンスタ筋注用37.5mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
アドレナリン<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く> |
作用を逆転させ血圧降下 |
中枢抑制剤 |
相互に作用を増強 |
バルビツール酸誘導体 |
相互に作用を増強 |
エタノール摂取 |
相互に作用を増強 |
ドパミン作動薬 |
相互に作用を減弱 |
血圧降下剤 |
降圧作用が増強 |
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤 |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇 |
パロキセチン |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇 |
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇 |
イトラコナゾール |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下 |
カルバマゼピン |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下 |
フェニトイン |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下 |
リファンピシン類 |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下 |
フェノバルビタール |
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下 |
QTを延長する薬剤 |
QT延長 |
アドレナリン含有歯科麻酔剤 |
血圧降下 |
リドカイン・アドレナリン歯科麻酔剤 |
血圧降下 |