ネオペリドール注50の基本情報
ネオペリドール注50の概要
商品名 | ネオペリドール注50 |
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一般名 | ハロペリドールデカン酸エステル注射液 |
薬価・規格 | 1524.0円 (50mg1mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | ジョンソン・エンド・ジョンソン |
ブランド | ネオペリドール注50 他 |
YJコード | 1179406A1029 |
レセプト電算コード | 641170045 |
ネオペリドール注50の主な効果と作用
- 脳内の
神経伝達物質 の働きをよくし、ゆううつで落ち込んだ気分、意欲や行動の低下している状態を改善する働きがあります。 - 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
- 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。
ネオペリドール注50の用途
ネオペリドール注50の副作用
主な副作用
筋強剛、脱力感、疼痛、錐体外路症状、パーキンソン症候群、振戦、流涎、寡動、歩行障害、仮面様顔貌、嚥下障害
起こる可能性のある重大な副作用
肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、ビリルビン上昇、CK上昇、意識障害、急性腎障害、心室細動、心室頻拍、Torsades de pointes、QT延長、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、無顆粒球症、血小板減少、横紋筋融解症、筋肉痛、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、黄疸、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、血圧変動、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、嚥下性肺炎、高熱が持続、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、麻痺性イレウス、腸管麻痺、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、遅発性ジスキネジア、白血球減少
上記以外の副作用
構音障害、アカシジア、静坐不能、局所反応、発赤、腫脹、硬結、倦怠感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頻脈、発汗、発熱、白血球増加、食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動、四肢不随意運動、心電図異常、心室性期外収縮、心房性期外収縮、動悸、徐脈、血圧降下、血圧上昇、胸内苦悶感、肝機能異常、LDH上昇、ジストニア、痙攣性斜頸、顔面攣縮、喉頭攣縮、頸部攣縮、後弓反張、眼球上転発作、眼調節障害、発疹、顆粒球増加、口渇、胃不快感、下痢、体重増加、体重減少、月経異常、不安感、焦燥感、興奮、易刺激性、頭痛、頭重、睡眠障害、眠気、抑うつ、脳波異常、傾眠、鼻閉、排尿障害、のぼせ、高脂血症、過敏症、蕁麻疹、血管性浮腫、喉頭浮腫、舌浮腫、持続勃起、女性化乳房、高プロラクチン血症、咽頭攣縮、尿閉、低体温、無動、霧視、視覚異常、目のチカチカ、光線過敏症、そう痒感、貧血、血沈亢進、腹痛、食欲亢進、腹部膨満感、乳汁分泌、インポテンス、緊張、離人感、過鎮静、BUN上昇、尿糖陽性化
ネオペリドール注50の用法・用量
- ハロペリドールとして、通常1回量50mg~150mgを4週間隔で筋肉内投与する
- 投薬量、注射間隔は症状に応じて適宜増減ならびに間隔を調節する
- なお、初回用量は、経口ハロペリドールの1日用量の10~15倍を目安とし、可能な限り少量より始め、100mgを超えないものとする
ネオペリドール注50の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ネオペリドール注50の注意が必要な飲み合わせ
薬剤名 | 影響 |
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アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く> | 作用を逆転させ重篤な血圧降下 |
中枢抑制剤 | 中枢神経抑制作用が増強 |
バルビツール酸誘導体 | 中枢神経抑制作用が増強 |
エタノール摂取 | 相互に作用を増強 |
リチウム製剤 | 類似化合物<ハロペリドール>で心電図変化、類似化合物<ハロペリドール>で重症の錐体外路症状、類似化合物<ハロペリドール>で持続性のジスキネジア、類似化合物<ハロペリドール>で突発性の悪性症候群、類似化合物<ハロペリドール>で突発性のSyndrome malin、類似化合物<ハロペリドール>で非可逆性の脳障害 |
抗コリン作用を有する薬剤 | 腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれる、類似化合物<ハロペリドール>で精神症状が悪化 |
抗コリン性抗パーキンソン病薬 | 腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれる、類似化合物<ハロペリドール>で精神症状が悪化 |
フェノチアジン系薬剤 | 腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれる、類似化合物<ハロペリドール>で精神症状が悪化 |
三環系抗うつ剤 | 腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれる、類似化合物<ハロペリドール>で精神症状が悪化 |
抗ドパミン作用を有する薬剤 | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
ベンザミド系薬剤 | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
メトクロプラミド | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
スルピリド | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
チアプリド | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
ドンペリドン | 内分泌機能異常、錐体外路症状 |
クエン酸タンドスピロン | 錐体外路症状を増強 |
ドパミン作動薬 | 作用が減弱 |
レボドパ | 作用が減弱 |
ブロモクリプチン | 作用が減弱 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 作用が減弱 |
セレギリン塩酸塩 | 作用が減弱 |
サフィナミドメシル酸塩 | 作用が減弱 |
肝酵素誘導作用をもつ医薬品 | 本剤の作用が減弱 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 | 本剤の作用が減弱 |
カルバマゼピン | 本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 | 本剤の作用が増強し副作用が発現 |
イトラコナゾール | 本剤の作用が増強し副作用が発現 |
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤 | 本剤の作用が増強し副作用が発現 |
キニジン | 本剤の作用が増強し副作用が発現 |
プロメタジン | 本剤の作用が増強し副作用が発現 |
クロルプロマジン | 本剤の作用が増強し副作用が発現 |
QTを延長する薬剤 | QT延長 |
飲食物との組み合わせ注意
- アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>