処方薬
オランザピン錠2.5mg「EE」
後発

オランザピン錠2.5mg「EE」の基本情報

オランザピン錠2.5mg「EE」の概要

商品名 オランザピン錠2.5mg「EE」
一般名 オランザピン2.5mg錠
薬価・規格 11.4円 (2.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 エルメッド
ブランド オランザピン錠2.5mg「EE」 他
YJコード 1179044F1045
レセプト電算コード 622503201
識別コード オランザピンEE2.5
添付文書PDFファイル

オランザピン錠2.5mg「EE」の主な効果と作用

  • 吐き気や嘔吐をおさえるお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質の働きをよくし、ゆううつで落ち込んだ気分、意欲や行動の低下している状態を改善する働きがあります。
  • 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
  • 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。
  • 薬などにより起こる強い吐き気や嘔吐をおさえる働きがあります。

オランザピン錠2.5mg「EE」の用途

オランザピン錠2.5mg「EE」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

糖尿病、口渇、頻尿、筋強剛、脱水症、ジスキネジー、便秘、血栓、過敏症、焦燥、しびれ感

起こる可能性のある重大な副作用

高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、致命的経過、低血糖、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害、低血糖症状、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、脈拍変動、血圧変動、発汗、発熱、血清CK上昇、CK上昇、血清CPK上昇、CPK上昇、白血球増加、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、痙攣、強直間代性痙攣、部分発作、ミオクロヌス発作、遅発性ジスキネジー、不随意運動、口周部不随意運動、横紋筋融解症、筋肉痛、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、薬剤性過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化

上記以外の副作用

吃音、興奮、不眠、不安、眩暈、ふらつき、頭痛、頭重、抑うつ状態、易刺激性、自殺企図、幻覚、妄想、脱抑制、構音障害、性欲亢進、躁状態、立ちくらみ、感覚鈍麻、下肢静止不能症候群、独語、記憶障害、知覚過敏、違和感、意識喪失、空笑、会話障害、もうろう状態、健忘、錐体外路症状、アカシジア、静座不能、ジストニア、パーキンソン病徴候、歩行異常、嚥下障害、眼球挙上、ブラジキネジア、動作緩慢、舌の運動障害、運動減少、血圧低下、動悸、起立性低血圧、血圧上昇、頻脈、徐脈、心室性期外収縮、心房細動、心電図QT延長、膵炎、食欲亢進、嘔気、胃不快感、下痢、胃炎、流涎過多、腹痛、胃潰瘍、口角炎、黒色便、痔出血、白血球増多、貧血、リンパ球減少、赤血球減少、好中球増多、血小板減少、ヘモグロビン減少、血小板増多、好中球減少、好酸球減少、赤血球増多、単球減少、単球増多、ヘマトクリット値減少、プロラクチン上昇、月経異常、プロラクチン低下、乳汁分泌、乳房肥大、甲状腺機能亢進症、LDH上昇、総ビリルビン上昇、ウロビリノーゲン陽性、総ビリルビン低下、肝炎、BUN低下、蛋白尿、尿沈渣異常、腎盂炎、クレアチニン低下、BUN上昇、排尿障害、尿閉、尿失禁、光線過敏症、血管浮腫、そう痒症、顔面浮腫、蕁麻疹、小丘疹、代謝異常、トリグリセリド上昇、コレステロール上昇、高脂血症、尿糖、高尿酸血症、カリウム低下、カリウム上昇、ナトリウム低下、総蛋白低下、水中毒、ナトリウム上昇、クロル上昇、トリグリセリド低下、クロル低下、鼻出血、鼻閉、嚥下性肺炎、持続勃起、離脱反応、体重増加、体重減少、ほてり、転倒、骨折、腰痛、アルブミン低下、低体温、眼のチカチカ、A/G比異常、肩こり、グロブリン上昇、霧視感、脱毛症、関節痛

オランザピン錠2.5mg「EE」の用法・用量

  • 1.統合失調症:オランザピンとして5~10mgを1日1回経口投与により開始する
  • 維持量として1日1回10mg経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、1日量は20mgを超えない
  • 2.双極性障害における躁症状の改善:オランザピンとして10mgを1日1回経口投与により開始する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は20mgを超えない
  • 3.双極性障害におけるうつ症状の改善:オランザピンとして5mgを1日1回経口投与により開始し、その後1日1回10mgに増量する
    • なお、いずれも就寝前に投与することとし、年齢、症状に応じ適宜増減するが、1日量は20mgを超えない
  • 4.抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐):他の制吐剤との併用において、オランザピンとして5mgを1日1回経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜増量するが、1日量は10mgを超えない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オランザピン錠2.5mg「EE」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 糖尿病
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
    • 肝障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • てんかん
    • 尿閉
    • 脳器質的障害
    • 肥満
    • 閉塞隅角緑内障
    • 麻痺性イレウス
    • 非喫煙
    • 肝毒性のある薬剤による治療中
    • 本剤のクリアランスを低下させる要因を併せ持つ
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • 本剤のクリアランスを低下させる要因を併せ持つ高齢者
    • 高齢者の非喫煙
    • 衝動性が高い併存障害
    • 心筋虚血
    • 心筋梗塞
    • 心不全
    • 脱水
    • 脱水状態
    • 血液量減少
    • 低血圧
    • 心・血管疾患
    • 血圧降下剤投与による治療
    • 長期臥床
    • 伝導異常
    • 脳血管疾患
    • 不動状態
    • 高齢で喫煙
    • 高齢で呼吸器疾患
    • 高齢で鎮静状態
    • 高齢で高血圧
    • 高齢で脳血管障害
    • 高齢で一過性脳虚血発作

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オランザピン錠2.5mg「EE」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
肝毒性のある薬剤による治療中 肝障害を悪化
血圧降下剤 眩暈、頻脈、起立性低血圧
アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く> 作用を逆転させ重篤な血圧降下
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用
バルビツール酸誘導体 中枢神経抑制作用
エタノール摂取 相互に作用を増強
抗コリン作用を有する薬剤 腸管麻痺等の重篤な抗コリン性の毒性が強く現れる
抗コリン性抗パーキンソン病薬 腸管麻痺等の重篤な抗コリン性の毒性が強く現れる
フェノチアジン系薬剤 腸管麻痺等の重篤な抗コリン性の毒性が強く現れる
三環系抗うつ剤 腸管麻痺等の重篤な抗コリン性の毒性が強く現れる
ドパミン作動薬 ドパミン作動性の作用が減弱
レボドパ ドパミン作動性の作用が減弱
フルボキサミン 本剤の血漿中濃度を増加
シプロフロキサシン 本剤の血漿中濃度を増加
カルバマゼピン 本剤の血漿中濃度を低下
オメプラゾール 本剤の血漿中濃度を低下
リファンピシン類 本剤の血漿中濃度を低下
ベンゾジアゼピン系化合物 死亡

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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