ネオドパストン配合錠L250の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
不随意運動、悪心、不眠、不安感、焦燥感、めまい、味覚異常、妄想、傾眠、倦怠感、脱力感
起こる可能性のある重大な副作用
悪性症候群、高熱、意識障害、高度筋硬直、ショック状態、錯乱、幻覚、抑うつ、溶血性貧血、血小板減少、突発的睡眠、閉塞隅角緑内障、急激な眼圧上昇、霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気
上記以外の副作用
見当識喪失、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘、腹痛、下痢、腹部膨満感、腹部不快感、嚥下障害、不整脈、のぼせ感、発汗、貧血、病的賭博、病的性欲亢進、ドパミン調節障害症候群、歩行障害、興奮、振戦増強、しびれ感、胸やけ、唾液分泌過多、口内炎、排尿異常、尿路感染、顆粒球減少、過敏症、発疹、血圧上昇、起立性低血圧、心悸亢進、血圧低下、視覚異常、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、ALP上昇、浮腫、BUN上昇、筋肉痛、体重減少、痰の変色、口腔内粘膜の変色、汗の変色、尿の変色、便の変色、唾液の変色、痰の黒色変色、口腔内粘膜の黒色変色、汗の黒色変色、尿の黒色変色、便の黒色変色、唾液の黒色変色、抗DNA抗体陽性、脱毛、嗄声
ネオドパストン配合錠L250の用法・用量
- レボドパ未服用患者:通常成人に対し、レボドパ量として1回100~125mg、1日100~300mg経口投与よりはじめ、毎日又は隔日にレボドパ量として100~125mg宛増量し、最適投与量を定め維持量(標準維持量はレボドパ量として1回200~250mg、1日3回)とする
- なお、症状により適宜増減するが、レボドパ量として1日1500mgを超えないこととする
- レボドパ既服用患者:通常成人に対し、レボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、レボドパ1日維持量の約1/5量に相当するレボドパ量を目安として初回量をきめ、1日3回に分けて経口投与する
- 以後、症状により適宜増減して最適投与量を定め維持量(標準維持量はレボドパ量として1回200~250mg、1日3回)とするが、レボドパ量として1日1500mgを超えないこととする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. レボドパ未服用患者レボドパ単味製剤の投与を受けていない患者に対して本剤を投与する場合には少量から開始し、観察を十分に行い、慎重に維持量まで増量すること
- 1回1/2錠、1日1/2錠~1錠よりはじめ、毎日又は隔日に1/2錠宛増量し、最適量を定め維持量(標準;1回1錠、1日3回)とする
- 症状により適宜増減するが、1日6錠を超えないこと
- 7.2. レボドパ既服用患者既にレボドパ単味製剤投与中の患者に対して本剤を投与する場合には、レボドパの服用後少なくとも8時間の間隔をおいてから本剤を投与すること(ただし、その他の抗パーキンソン剤の投与を中止する必要はない)
- レボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、1日維持量の約1/5量に相当するレボドパ量を目安として初回量をきめ、1日3回に分割投与する
- 以後、症状により適宜増減して最適量を定め維持量(標準;1回1錠、1日3回)とする
- 1日6錠を超えないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ネオドパストン配合錠L250の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
レセルピン |
脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱、作用を増強 |
テトラベナジン |
脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱 |
血圧降下剤 |
作用を増強 |
メチルドパ |
作用を増強 |
節遮断剤 |
作用を増強 |
フェノチアジン系薬剤 |
本剤の作用が減弱 |
クロルプロマジン |
本剤の作用が減弱 |
ブチロフェノン系製剤 |
本剤の作用が減弱 |
ハロペリドール |
本剤の作用が減弱 |
ペロスピロン |
本剤の作用が減弱 |
塩酸パパベリン製剤 |
本剤の作用が減弱 |
鉄剤<服用> |
本剤の作用が減弱 |
イソニアジド |
本剤の作用が減弱 |
抗パーキンソン剤 |
精神神経系の副作用が増強 |
抗コリン作用を有する薬剤 |
精神神経系の副作用が増強 |
アマンタジン塩酸塩 |
精神神経系の副作用が増強 |
ブロモクリプチン |
精神神経系の副作用が増強 |
NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤 |
本剤の作用を増強 |
メマンチン塩酸塩 |
本剤の作用を増強 |
スピラマイシン |
レボドパの血中濃度が低下し本剤の作用が減弱 |