処方薬
アセリオ静注液1000mg
先発

アセリオ静注液1000mgの基本情報

アセリオ静注液1000mgの概要

商品名 アセリオ静注液1000mg
一般名 アセトアミノフェン注射液
薬価・規格 323.0円 (1,000mg100mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 テルモ
ブランド アセリオ静注液1000mg 他
YJコード 1141400A1024
レセプト電算コード 622267401
添付文書PDFファイル

アセリオ静注液1000mgの主な効果と作用

  • 熱を下げたり痛みをやわらげたりするお薬です。
  • 皮膚の血管をひろげて熱を放散させる働きや、痛みの感受性を低下させる働きがあります。

アセリオ静注液1000mgの用途

  • 疼痛
  • 発熱

アセリオ静注液1000mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下、出血時間延長、悪心、嘔吐、食欲不振、過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身紅潮、血管浮腫、蕁麻疹、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、喘息発作、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、顆粒球減少症、間質性肺炎、咳嗽、発熱、肺音異常、間質性腎炎、急性腎不全

アセリオ静注液1000mgの用法・用量

  • 次記のとおり本剤を15分かけて静脈内投与する
  • 1.成人における疼痛:アセトアミノフェンとして、1回300~1000mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする
    • 但し、体重50kg未満の成人にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回15mgを上限として静脈内投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
  • 1日総量として60mg/kgを限度とする
  • 2.成人における発熱:アセトアミノフェンとして、1回300~500mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、原則として1日2回までとし、1日最大1500mgを限度とする
  • 3.2歳以上の幼児及び小児における疼痛及び発熱:2歳以上の幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg/kgを限度とする
    • 但し、成人の用量を超えない
  • 4.乳児及び2歳未満の幼児における疼痛及び発熱:乳児及び2歳未満の幼児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回7.5mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4~6時間以上とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として30mg/kgを限度とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アセリオ静注液1000mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作
    • 肝障害
    • 感染症
    • 気管支喘息
    • 血液異常
    • 出血傾向
    • 心機能異常
    • 腎障害
    • 脱水症状
    • アルコール多量常飲
    • グルタチオン欠乏
    • 消耗性疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アセリオ静注液1000mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アセトアミノフェン 重篤な肝障害
エタノール摂取 肝不全
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリン 作用を増強
イソニアジド 肝障害
カルバマゼピン アセトアミノフェンの血中濃度が低下
フェノバルビタール アセトアミノフェンの血中濃度が低下
フェニトイン アセトアミノフェンの血中濃度が低下
プリミドン アセトアミノフェンの血中濃度が低下
リファンピシン類 アセトアミノフェンの血中濃度が低下

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

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