処方薬
サブリル散分包500mg
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サブリル散分包500mgの基本情報

サブリル散分包500mgの概要

商品名 サブリル散分包500mg
一般名 ビガバトリン散
薬価・規格 1514.5円 (500mg1包)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 サノフィ
YJコード 1139013B1026
レセプト電算コード 622494501
添付文書PDFファイル

サブリル散分包500mgの主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。

サブリル散分包500mgの用途

サブリル散分包500mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

激越、不眠症、傾眠、食欲減退、ALT減少、浮動性めまい、興奮、攻撃性、神経過敏、うつ病、妄想反応

起こる可能性のある重大な副作用

視野障害、視力障害、不可逆的な網膜障害、視野の急激な欠損、中心視野欠損、視神経萎縮、視神経炎、ミオクローヌス発作、呼吸障害、呼吸停止、呼吸困難、呼吸不全、脳症症状、鎮静、昏迷、錯乱、意識障害、頭部MRI異常、視床MRI異常、基底核MRI異常、脳幹MRI異常、小脳MRI異常、T2強調画像高信号、拡散強調画像異常信号

上記以外の副作用

軽躁、躁病、精神病性障害、自殺企図、幻覚、会話障害、頭痛、錯感覚、注意力障害、記憶障害、精神的機能障害、思考障害、振戦、協調運動異常、運動失調、運動障害、ジストニア、ジスキネジア、筋緊張亢進、疲労、浮腫、易刺激性、悪心、嘔吐、腹痛、霧視、複視、眼振、発疹、血管浮腫、蕁麻疹、脱毛症、関節痛、貧血、体重増加、AST減少

サブリル散分包500mgの用法・用量

  • 通常、生後4週以上の患者には、ビガバトリンとして1日50mg/kgから投与を開始する
  • 患者の症状に応じて、3日以上の間隔をあけて1日投与量として50mg/kgを超えない範囲で漸増するが、1日最大投与量は150mg/kg又は3gのいずれか低い方を超えないこととし、いずれも1日2回に分け、用時溶解して経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤の投与開始後2~4週間に治療効果が認められない場合、あるいは最高投与量である150mg/kg/日を投与しても症状の改善が認められない場合には、本剤の投与中止を考慮すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

サブリル散分包500mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

サブリル散分包500mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
網膜症を引き起こす恐れがある薬剤 視野障害のリスクが増大
ヒドロキシクロロキン 視野障害のリスクが増大
緑内障を引き起こす恐れがある薬剤 視野障害のリスクが増大
プレドニゾロン 視野障害のリスクが増大
フェニトイン 血中濃度が低下
ホスフェニトインナトリウム水和物 血中濃度が低下

サブリル散分包500mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
    薬価 1514.5円 (500mg1包)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 散
    製造会社 サノフィ
    先発
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サブリル散分包500mgに関係する解説

ビガバトリン(抗てんかん薬)

  • サブリル散分包500mgは、ビガバトリン(抗てんかん薬)に分類される。
  • ビガバトリン(抗てんかん薬)とは、脳内で抑制性の神経伝達物質となるGABA(γーアミノ酪酸)を分解する酵素(GABA-T:GABAアミノ基転移酵素)の働きを阻害することで、脳内GABA濃度を増加させ、てんかん(主に点頭てんかん)の発作を抑える作用をあらわす薬。

ビガバトリン(抗てんかん薬)の代表的な商品名

  • サブリル
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