処方薬
リボトリール錠1mg
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リボトリール錠1mgの基本情報

リボトリール錠1mgの概要

商品名 リボトリール錠1mg
一般名 クロナゼパム錠
薬価・規格 10.1円 (1mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 太陽ファルマ
ブランド リボトリール細粒0.1% 他
YJコード 1139003F2047
レセプト電算コード 620003655
識別コード ROCHE・1・
添付文書PDFファイル

リボトリール錠1mgの主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。

リボトリール錠1mgの用途

  • 小型<運動>発作
  • 失立<無動>発作
  • 自律神経発作
  • 精神運動発作
  • 点頭てんかん
  • ミオクロニー発作
  • BNSけいれん
  • 幼児けい縮発作

リボトリール錠1mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、ふらつき、喘鳴、興奮、めまい、運動失調、神経過敏、不機嫌、無気力、情動不安定、筋緊張低下

起こる可能性のある重大な副作用

睡眠中の多呼吸発作、依存性、けいれん発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、離脱症状、刺激興奮、錯乱、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、呼吸抑制

上記以外の副作用

頭痛、構音障害、もうろう感、複視、唾液増加、流涎、食欲不振、悪心、嘔吐、嚥下障害、便秘、尿失禁、排尿困難、発疹、脱力、倦怠感、体重減少、意識障害、運動過多、注意力低下、眩暈、しびれ、歩行異常、うつ状態、攻撃的反応、呼吸困難、気道分泌過多、喀痰増加、目がかすむ、羞明、腹痛、血小板減少、好酸球増多、白血球減少、貧血、LDH上昇、ALP上昇、過敏症状、性欲減退、疲労、体重増加、頭重、行動異常、筋緊張亢進、知覚異常、寡動、活動低下、運動抑制、咳、口内炎、下痢、吃逆、食欲亢進、口渇、ほてり、熱感、顔面潮紅、発熱、いびき、月経不順

リボトリール錠1mgの用法・用量

  • 通常成人、小児は、初回量クロナゼパムとして、1日0.5~1mgを1~3回に分けて経口投与する
  • 以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する
  • 通常、維持量はクロナゼパムとして1日2~6mgを1~3回に分けて経口投与する
  • 乳、幼児は、初回量クロナゼパムとして、1日体重1kgあたり0.025mgを1~3回に分けて経口投与する
  • 以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する
  • 通常、維持量はクロナゼパムとして1日体重1kgあたり0.1mgを1~3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状に応じて適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

リボトリール錠1mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • Lennox症候群
    • 肝機能障害
    • 呼吸機能低下
    • 混合発作
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された
    • 2種類以上の発作型をもつ

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

リボトリール錠1mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ヒダントイン系抗てんかん剤 本剤又はフェニトインの血中濃度が低下、血中濃度が上昇
抗てんかん剤 中枢神経抑制作用が増強
バルビツール酸誘導体 中枢神経抑制作用が増強
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用が増強
フェノチアジン系薬剤 中枢神経抑制作用が増強
エタノール摂取 中枢神経抑制作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 クロルジアゼポキシドで舞踏病
バルプロ酸 アブサンス重積<欠神発作重積>

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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リボトリール錠1mgに関係する解説

ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬

  • リボトリール錠1mgは、ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬に分類される。
  • ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬とは、脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用し神経の興奮を抑制することで、てんかんなどによるけいれん発作などの症状を抑える薬。

ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬の代表的な商品名

  • リボトリール、ランドセン
  • マイスタン
  • ベンザリン、ネルボン
  • ダイアップ
  • ミダフレッサ
  • ロラピタ
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