ボラギノールM坐剤

ボラギノールM坐剤の基本情報

ボラギノールM坐剤の概要

商品名 ボラギノールM坐剤
薬のタイプ 外用 / 第2類
製造会社 天藤製薬
販売会社名 天藤製薬

ボラギノールM坐剤の特徴

1.4種の成分がはたらいて、痔による痛み・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
●リドカインが痛み、かゆみをしずめます。グリチルレチン酸が炎症をやわらげ、痔の症状の緩和をたすけます。
●アラントインが傷の治りをたすけ組織を修復するとともに、ビタミンE酢酸エステルが血液循環を改善し、痔の症状の緩和をたすけます。
2.効果の発現をよくするため、体温ですみやかに溶ける油脂性基剤を用いて患部に直接作用するよう製剤設計しています。
●刺激が少なく挿入しやすい油脂性基剤が傷ついた患部を保護し、スムーズな排便をたすけます。
●アルミシートに入った白色~わずかに黄みをおびた白色の坐剤です。

リドカイン 鎮痛・鎮痒作用
グリチルレチン酸 抗炎症作用
アラントイン 組織修復作用
ビタミンE酢酸エステル 血液循環改善作用
→痔の症状を改善(痛み・かゆみに)

ボラギノールM坐剤の効果・効能

いぼ痔・きれ痔(さけ痔)の痛み・かゆみの緩和。

ボラギノールM坐剤の構成成分

1個(1.75g)中 リドカイン60mg、グリチルレチン酸30mg、アラントイン20mg、ビタミンE酢酸エステル(トコフェロール酢酸エステル)50mg

ボラギノールM坐剤の用法・用量

被包を除き、次の量を肛門内に挿入すること。
成人(15歳以上):1回1個。
1日1~2回使用。
15歳未満:使用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.坐剤が軟らかい場合には、しばらく冷やした後に使用すること。寒い時期や低温での保管により坐剤表面が硬くなりすぎた場合は、手であたため表面をなめらかにした後に使用すること。
2.肛門にのみ使用すること。
3.用法・用量を厳守すること。

ボラギノールM坐剤の主な副作用

1.次の人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)むくみのある人。
(6)腎臓病、高血圧、心臓病の診断を受けた人。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ、はれ
その他・・・刺激感
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
ショックアナフィラキシー)・・・使用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3.10日間位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

ボラギノールM坐剤の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。