そくとうようてんかん
側頭葉てんかん
動きが止まり一点を凝視したのちに、口や手がもぞもぞ動くことが特徴的なてんかん。無意識状態で一連の発作を行う
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最終更新: 2022.02.28
側頭葉てんかんの基礎知識
POINT 側頭葉てんかんとは
側頭葉という脳の一部分に原因があるてんかんのことです。動きが止まり一点を見つめたあとに口や手がもぞもぞ動く発作が特徴的で、発作が起こる前触れとして、不快感や気が遠くなる感じなどを自覚することがあります。診断のために、頭部MRI検査や頭部CT検査、脳波検査、PET検査などが行なわれます。抗てんかん薬や手術で治療されますが、側頭葉てんかんは手術の効果が高いとされているので、積極的に手術が検討されます。側頭葉てんかんの症状に当てはまる人は脳神経内科や内科などを受診してください。
側頭葉てんかんについて
側頭葉てんかんの症状
側頭葉てんかんの検査・診断
- 専門医によって
症状 や検査から診断が可能 - 以下のような検査が行われる
頭部MRI 検査頭部CT検査 脳波検査 PET検査
側頭葉てんかんの治療法
- 薬物療法
- カルバマゼピン、レモトリジン、レベチラセタム、フェニトイン、ゾニサミドといった薬のうち一つを定期的に飲む
- 上の薬物単独で効果が見られない場合は、これらを併用する
- 手術療法
- 頭蓋内電極留置法
- 側頭葉切除術
- 海馬多切術
- 手術によって治る確率は高く、70−80%程度の人が
治癒 すると言われている
側頭葉てんかんのタグ
側頭葉てんかんに関わるからだの部位
