へいそくせいしょっく
閉塞性ショック
心臓に還ってくる血液量が減少し、全身の重要な臓器の血流量が十分に維持できなくなった状態
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最終更新: 2018.08.08
閉塞性ショックの基礎知識
POINT 閉塞性ショックとは
何らかの原因により全身から心臓に戻ってくる血液量が減少すると、心臓から送り出せる血液が少なくなってしまいます。心臓から送り出される血液が不足すると、全身の重要な臓器で酸素や栄養分が不足するようになり、臓器がダメージを受け(ショック状態)、急激に生命の危機に陥ります。閉塞性ショックの原因としては、肺塞栓症、心タンポナーデ、緊張性気胸などがあります。症状としては顔面蒼白、冷や汗、意識朦朧、動悸、息苦しさなどがあります。閉塞性ショックの心配がある方は救急科、循環器内科を受診しましょう。本当に閉塞性ショックに陥っている場合には、救急車での受診が適切です。
閉塞性ショックについて
閉塞性ショックの症状
- 全身に血流が到達しなくなり、臓器の酸欠によって多臓器不全が起こる
- 以下のような症状がでる
- 意識が朦朧とする
- 顔面蒼白
- 冷汗をかいている
- 脈が触れにくい
- 呼吸が苦しい など
閉塞性ショックの検査・診断
血圧測定 /酸素化測定- 血液検査
心臓超音波 (心エコー )検査胸部X線 (レントゲン )検査胸部造影CT検査 など