りんきんせいにょうどうえん
淋菌性尿道炎
淋菌が尿道に感染して炎症を起こした状態。性感染症の一種であり、男性に多い
5人の医師がチェック 23回の改訂 最終更新: 2018.06.04

Beta 淋菌性尿道炎のQ&A

    淋菌性尿道炎は、どんな症状で発症するのですか?

    淋菌性尿道炎は、感染して2-7日の潜伏期間の後に、以下のような症状で発症します。

    • 排尿時の痛みや尿道の痛み(排尿時痛、尿道痛)が出ます。
    • ペニスの先(外尿道口)から、膿が出ます。
    • 進行すると前立腺炎や精巣上体炎を併発します。
    • まれに関節痛や発熱などの症状が出現します。

    淋菌性尿道炎は、どのように診断するのですか?

    淋菌性尿道炎は、尿検査や尿道分泌物の検査で診断が可能です。しかし、結果が出るまでには3-7日程度を要します。

    淋菌性尿道炎の治療法について教えて下さい。

    飲み薬の抗菌薬が効きにくくなった菌(耐性菌)が増えており、淋菌に強い殺菌力をもつ注射薬が主流となっています。クラミジアが合併している場合には、クラミジアに対する抗菌薬も使用することになります。

    淋菌性尿道炎の原因、メカニズムについて教えて下さい。

    淋菌性尿道炎は、淋菌という細菌が尿道に感染して起こる病気であり、性行為により感染する性感染症の一つです。

    尿道が男性の方が長いためクラミジア性尿道炎はほぼ男性にしか起こりません。淋菌はオーラルセックスにより咽頭炎、アナルセックスにより直腸炎の原因となります。また目に感染すれば淋菌性結膜炎となります。女性では子宮頸管炎や骨盤炎症性疾患などの原因となることが知られています。

    淋菌性尿道炎の20-30%には、クラミジアも混合感染していると言われています。

    淋菌性尿道炎は、他人にうつる病気ですか?

    淋菌性尿道炎は、性行為により他人に感染します。腟性交のほか、オーラルセックスでも起こることが少なくありません。

    淋菌性尿道炎に関して、日常生活で気をつけるべき点について教えて下さい。

    淋菌による性感染症の場合、いわゆるピンポン感染(卓球のラリーのように、病原菌をパートナーとの間でうつしたり、うつされたりを繰り返すこと)を防ぐために、パートナーも一緒に検査や治療を受ける必要があります。

    感染を予防するにはコンドームの使用が勧められます。