関節内遊離体の検査について:レントゲン(X線)検査やMRI検査など
関節内遊離体とは、骨や
1. 問診、診察

関節は複数の骨や軟骨、筋肉、
普段は無症状のことも多いですが、欠けた骨や軟骨が関節に挟まったりすると症状が出てきます。このように、症状が出たり出なかったりするのが特徴的で、話を聞くだけで関節内遊離体があるだろうと予想される人も少なくありません。
お医者さんの
【問診・診察でのポイント】
- 年齢、性別
- 関節の痛む箇所
- 痛みの出現状況
- スポーツ歴、職業歴 など
「野球を小さい頃から長くプレーしていた人で肘が痛むならば、野球肘が悪化して関節内遊離体が生じているのだろう」というように、スポーツや職業等によって特徴的な部位にダメージが出ることがよくあります。そのため、今までどのようなスポーツなど身体活動をしてきたかという点は重点的にチェックされます。
こうした内容を確認したうえで、関節内遊離体の存在を確認するため、また関節内遊離体が生じた原因を調べるために以下のような検査が検討されます。
2. レントゲン(X線)検査
関節内遊離体に対する検査では、
3. CT検査
またCT検査は、すぐに問題になるような量では決してないものの、放射線被曝のある検査なので、子どもでは特にそのリスクも考慮されます。
4. 超音波検査
超音波(
後述のMRI検査と比較すると、関節内遊離体を発見したり、関節内遊離体が生じた原因を突き止めるために
5. MRI検査
MRI検査は、関節内遊離体の有無や原因を詳しく調べるのにとても有用で客観的な検査です。骨や軟骨だけではなく、筋肉や靭帯などの様子も分かるため、レントゲン検査に加えて行われることがよくあります。診療所やクリニックではMRI装置があることは珍しいため、検査の際には専門の検査センターや病院に紹介されることが多いです。
検査費用は3割の自己負担の人では4,000円から5,000円ほどです(2024年8月時点)。やや高価であるため、レントゲン検査だけで十分に原因が推測でき、軽症の人では必ずしも行われません。