痰の塗抹(グラム染色)検査が非常に重要である。2-30分で結果がわかるため、迅速に起炎菌を絞ることができる。
使用が推奨される治療薬の例
市中で起こった場合
クリンダマイシン
アモキシシリン・クラブラン酸
アモキシシリン・クラブラン酸(内服)
投薬期間の目安
通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 500mg/3回 |
50≧CCR≧10 | 500mg/2-3回 |
10>CCR | 500mg/1回 |
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スルバクタム・アンピシリン
スルバクタム・アンピシリン(点滴)
投薬期間の目安
通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 3000mg/4回 |
50≧CCR≧10 | 3000mg/2-3回 |
10>CCR | 3000mg/1-2回 |
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院内で発症し重症でない場合
例:酸素化を保てる、ショックバイタルではない、人工呼吸器を使用していない
セフメタゾール
スルバクタム・アンピシリン
スルバクタム・アンピシリン(点滴)
投薬期間の目安
通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 3000mg/4回 |
50≧CCR≧10 | 3000mg/2-3回 |
10>CCR | 3000mg/1-2回 |
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タゾバクタム・ピペラシリン
タゾバクタム・ピペラシリン(点滴)
投薬期間の目安
通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 4500mg/3-4回 |
50≧CCR≧10 | 2250mg/4回 |
10>CCR | 2250mg/3回 |
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院内で発症し重症の場合
*アミカシンは起炎菌が併用抗菌薬に感受性があると判明したら中止できる
セフェピム + アミカシン* + クリンダマイシン
タゾバクタム・ピペラシリン + アミカシン*
タゾバクタム・ピペラシリン(点滴)
投薬期間の目安
通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 4500mg/3-4回 |
50≧CCR≧10 | 2250mg/4回 |
10>CCR | 2250mg/3回 |
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メロペネム + アミカシン*