くれすとしょうこうぐん
クレスト症候群
全身性強皮症のうち、石灰沈着症、レイノー現象、食道の機能障害、皮膚硬化、毛細血管拡張症を認めるもの
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最終更新: 2022.01.18
Beta クレスト症候群についての医師コメント
CREST症候群は全身性強皮症の一亜型で、記事にあるような5つの代表的な症状の頭文字を集めて名付けられています。ただし、この分類はいささか古い分類であり、現在は全身性強皮症の中でも限局皮膚硬化型というものの中に含まれるようになりました。
全身性強皮症は、限局皮膚硬化型とびまん皮膚硬化型というものに分類されますが、前者のほうが進行はゆっくりで予後がよいために、区別することは非常に重要です。しかしながら、びまん皮膚硬化型も初期のうちには限局皮膚硬化型としか言えないような症状を呈することもよくあります。そのため、この病気が疑われる場合にも定期的にリウマチ科の医師の診察を受け、症状が広がっていかないかを正確に調べてもらうことが非常に重要となります。
匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.06.08
2015.06.08