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臍腸管遺残(卵黄腸管遺残)

通常生まれる前に無くなるはずの臍腸管が、生まれた後も残ってしまう腸の先天異常の一種。無症状のことも多い

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4人の医師がチェック 35回の改訂 最終更新: 2017.06.15

臍腸管遺残(卵黄腸管遺残)の基礎知識

臍腸管遺残(卵黄腸管遺残)について

  • 通常生まれる前に無くなるはずの臍腸管が、生まれた後も残ってしまう腸の先天異常の一種
    • 初期の胎児には臍帯へその緒のこと。胎児と胎盤をつなぎ、栄養、酸素、老廃物などの交換を行っているへその緒へその緒のこと。胎児と胎盤をつなぎ、栄養、酸素、老廃物などの交換を行っている)と腸をつないでいる臍腸管(卵黄腸管)という管がある
    • 通常、妊娠5週以降で自然になくなるはずのものが、出産後になっても残っているのが臍腸管遺残
  • 臍腸管遺残の程度によってメッケル憩室や臍腸トンネルのような穴のこと。臓器と臓器がつながったり、臓器の壁に穴が空いたり、臓器から皮膚に穴が空いたりした状態を指すなどの病気が起こる原因となる
    • メッケル憩室
    • 臍腸瘻(さいちょうろう)
    • 臍腸管索
    • 臍腸管のう胞体の表面や内部にできる、主に水分が溜まった袋状の構造物。多くの場合良性であり治療は必要ない
    • 臍ポリープ
  • 臍腸管遺残そのものは、単に腸の形が特徴的であるというだけで病気ではない
    • 症状がなければ基本的に治療はしない
    • 何かしらの症状が出現したときに、腹部手術などの治療を検討する

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