通常生まれる前に無くなるはずの臍腸管が、生まれた後も残ってしまう腸の先天異常の一種初期の胎児には臍帯(へその緒)と腸をつないでいる臍腸管(卵黄腸管)という管がある通常、妊娠5週以降で自然になくなるはずのものが、出産後になっても残っているのが臍腸管遺残臍腸管遺残の程度によってメッケル憩室や臍腸瘻などの病気が起こる原因となるメッケル憩室臍腸瘻(さいちょうろう)臍腸管索臍腸管のう胞臍ポリープ臍腸管遺残そのものは、単に腸の形が特徴的であるというだけで病気ではない症状がなければ基本的に治療はしない何かしらの症状が出現したときに、腹部手術などの治療を検討する