じんのうよう
腎膿瘍
腎臓の中に細菌が感染し、膿がたまった状態。
5人の医師がチェック 103回の改訂 最終更新: 2017.12.06

腎膿瘍の治療薬情報

腎実質膿瘍であれば膿瘍を排液(ドレナージ)しないでも治療できることがある。腎周囲膿瘍であれば膿瘍の排液が必要となることが多い

使用が推奨される治療薬の例

膿瘍や尿の培養を採取して起炎菌を特定することが重要である。起炎菌が特定できれば抗菌薬を適正化する。

MRSAの関与が疑いにくい時

*ドレナージが非常に重要である

    セフォタキシム

    セフォタキシム(点滴)

    投薬期間の目安

    膿瘍をきれいにドレナージできなければ4週間ほどの治療期間を必要とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/3回
    50≧CCR≧10 2000mg/2回
    10>CCR 2000mg/1回

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MRSAの関与が疑われる時(MRSAの保菌者やMRSA菌血症をきたしている人など)

*ドレナージが非常に重要である

    バンコマイシン

    バンコマイシン(点滴)

    投薬期間の目安

    膿瘍をきれいにドレナージできなければ4週間ほどの治療期間を必要とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1000mg/2回
    50≧CCR≧10 1000mg/1回
    10>CCR 1000mg/4-7日に1回

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    リネゾリド

    リネゾリド(点滴or内服)

    投薬期間の目安

    膿瘍をきれいにドレナージできなければ4週間ほどの治療期間を必要とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 600mg/2回
    50≧CCR≧10 600mg/2回
    10>CCR 600mg/2回

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