かんこうへん
肝硬変
肝臓の細胞の破壊と再生が繰り返されたことで、肝臓が線維化(肝細胞に炎症が繰り返される影響で組織が硬くなって機能を失うこと)している状態
12人の医師がチェック 156回の改訂 最終更新: 2017.12.06

Beta 肝硬変についての医師コメント

肝硬変自体がうつることはありませんが,肝硬変の原因となるウイルス性の肝炎はうつります.B型肝炎は血液や体液で感染します.多くは母子感染や,免疫が不十分な幼少期に感染することで体の中にウイルスが居残ることがあります.成人で慢性化することはまれでしたが,最近ではウイルスの遺伝子型(genotypeA)で慢性化しやすいタイプのものが性交渉により感染し,慢性化することが問題となっています.C型肝炎は輸血や入れ墨,静脈注射により感染します.


匿名協力医師
病気や薬の豆知識
2015.09.13

肝臓に常に炎症を起こしているなど,継続的に肝臓にダメージを与え続けている人に起こります.例えば,ウイルス性肝炎(B型,C型)や寄生虫などの感染症,アルコール性,薬剤性,自分自身を免疫が攻撃してしまう自己免疫性,肝臓で合成される消化酵素の胆汁がうまく流れない胆汁うっ滞性,などによります.最近では脂肪肝の患者の中で10%程度に非アルコール性脂肪肝炎という炎症を起こすことも知られております.非アルコール性の脂肪肝炎は食生活の欧米化より増加傾向です.


匿名協力医師
病気や薬の豆知識
2015.09.13

何らかの原因で肝臓にダメージを与え続けた結果,肝臓全体が固くなること(線維化)を指します.この変化は基本的には元に戻ることはありません.その結果,肝臓の様々なものを①合成する力,②分解(解毒)する力が失われ,③腸から戻ってくる血液が肝臓に入りにくくなり迂回路をつくります.①の結果,血液中の蛋白質やコレステロールが減少し,血管の外に水分が漏れたり(浮腫,腹水),血液を固める機能が低下し出血しやすくなったりします.②により黄疸(皮膚が黄色くなる)などが出現し,③により食道静脈瘤を形成したりします.


匿名協力医師
病気や薬の豆知識
2015.09.13


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