ろたういるすげりしょう
ロタウイルス下痢症
ロタウイルスによって引き起こされる胃腸炎で、冬に乳幼児の間で流行する
16人の医師がチェック 137回の改訂 最終更新: 2017.12.06

Beta ロタウイルス下痢症についての医師コメント

2歳の男児。嘔吐・白っぽい水様便で受診し、迅速検査にてロタウイルス陽性であった。水分は少しずつ飲めていたため自宅で様子を見ていた。翌日には食べると嘔吐してしまい食事摂取はほとんどできなくなった。その後寝ていることが多く、嘔吐、下痢も続きおしっこが少なくなってきた。ぐったりしてきたため再度受診したところ、ずっと泣いているが涙が出ない、皮膚の張りが悪くなっている(ツルゴールの低下)、といった脱水所見を認めた。経口摂取できず、脱水が進んでいるために入院となった。
このように、ロタウイルス胃腸炎は脱水のために入院となってしまうこともあります。任意接種ですがワクチンもありますので、ワクチンの接種を勧めます。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.05.17

ロタウイルスは乳幼児の胃腸炎の原因として非常によくあるもので、冬場に流行します。最近は春先まで流行しているようですが。
大人が胃腸炎にかかっても大したことはありませんが、乳幼児では大問題となることがあります。というのも乳幼児は非常に脱水になりやすく、放置しておくと危険な状態になることがあります。入院して点滴で水分や電解質を補ってやる必要があります。
子供の脱水の指標となるのは、客観的に評価できるものとして体重の減少があります。子供は症状を訴えられませんから、重症になる前に気づいてあげる必要があります。
このようにロタウイルスの胃腸炎はなかなか厄介です。
自費ですが、ワクチンもあるので、接種は考えたほうがよいとおもいます。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.05.16

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