きゅうせいこうまくがいけっしゅ
急性硬膜外血腫
脳を覆う硬膜表面の血管から出血して、硬膜と頭蓋骨の間に血の溜まりが生じた状態。交通事故などによる強い衝撃で起こりやすい
12人の医師がチェック 92回の改訂 最終更新: 2018.02.28

Beta 急性硬膜外血腫についての医師コメント

運良く出血した量が少ない患者さんは元気な状態に戻ることが見込めます。しかしながら、運悪く出血量が多くなってしまった患者さんで、脳へのダメージが明らかに強い場合は、元通りに元気になる見込みが極めて低くなってしまいます。そのような場合は、ご家族と話あった上で、手術をしないという選択肢を取ることもあります。もし、周りの人が急性硬膜外血腫になった場合、どのような治療が本人とそのご家族にとって幸せであるのか、考えなければならない状況になります。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.02.19

脳外科疾患の中でも最大の緊急疾患です。命を救うためには秒単位の判断が必要ですので、急性硬膜外血腫になった患者さんの家族にはなるべく電話をすぐ差し上げるようにしています。しかし、ご家族様の連絡先などがわからない場合は、救命のため、超緊急手術をその場で行う可能性が極めて高いです。その際には必ず事後でもご説明ご報告させていただきますのでご了承ください。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.02.08

修道院で階段につまづいて転んで頭を打ってしまい、2時間後に発見された80歳の女性が救急車で運ばれてきました。懸命の治療で命は助かりましたが、胃瘻(胃から栄養を注入するための穴)が必要な状態になってしまいました。早期発見、早期搬送、早期治療が重要です。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.02.08