陰茎や精巣(睾丸)にしこりができる原因はさまざまです。対応もそれぞれで大きく異なります。 ただちに対応が必要な病気としては精巣がんがあります。精巣がんは進行が早いので一刻も早い受診が必要です。精巣が大きくなっていると感じたら、速やかに受診してください。痛みは伴わないことが多いです。 陰茎や陰嚢に(睾丸を包む皮膚)しこりやできものを見つけることがあるかもしれません。病的なものでないものもあれば、性感染症(尖圭コンジローマや梅毒)や悪性腫瘍などの病気によるものもあります。陰茎や睾丸のしこりについて、治療の必要性を自己判断するのは難しいので、医療機関で相談することをお勧めします。 受診科としては、泌尿器科か皮膚科が適しています。