ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
処方薬
ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の基本情報

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の概要

商品名 ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」
一般名 ペチジン塩酸塩注射液
薬価・規格 361.0円 (5%1mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 武田薬品
ブランド ペチジン塩酸塩注射液35mg「タケダ」 他
YJコード 8211400A2045
レセプト電算コード 628513304
添付文書PDFファイル

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の主な効果と作用

  • 中枢神経に働いて、痛みをやわらげる働きがあります。
  • 激しい痛みをおさえるお薬です。

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の用途

  • 麻酔前投薬
  • 麻酔補助
  • 激しい疼痛時の鎮痙
  • 激しい疼痛時の鎮静
  • 激しい疼痛時の鎮痛
  • 無痛分娩

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不整脈、動悸、血圧変動、顔面潮紅、眠気、眩暈、不穏、多幸感、幻覚、興奮、視調節障害

起こる可能性のある重大な副作用

薬物依存、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、振戦、全身筋肉痛、全身関節痛、呼吸促迫、退薬症候、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、意識低下、呼吸抑制、息切れ、呼吸緩慢、不規則呼吸、呼吸異常、錯乱、痙攣、無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫、麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸

上記以外の副作用

口渇、便秘、過敏症、発疹、そう痒感、静脈炎、発赤、排尿障害、頭蓋内圧亢進

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の用法・用量

  • 1.激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙には、ペチジン塩酸塩として、1回35~50mgを皮下又は筋肉内に注射する
    • なお、必要に応じて3~4時間ごとに追加する
  • 特に急を要する場合には、緩徐に静脈内に注射する
  • 2.麻酔前投薬には、麻酔前30~90分にペチジン塩酸塩として、50~100mgを皮下又は筋肉内に注射する
  • 3.全身麻酔の補助には、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液で、1mL当りペチジン塩酸塩として、10mgを含有するように希釈し、ペチジン塩酸塩として、10~15mgずつ間欠的に静脈内に注射する
    • なお、投与量は場合によりペチジン塩酸塩として50mgまで増量することもある
  • 4.無痛分娩には、子宮口二横指開大ないし全開時に、ペチジン塩酸塩として、70~100mgを皮下又は筋肉内に注射する
    • なお、必要に応じて3~4時間ごとに35~70mgずつ1~2回追加する
  • この場合、母体及び胎児の呼吸抑制を防ぐために、ペチジン塩酸塩100mgに対してレバロルファン酒石酸塩1mgの投与比率で混合注射するとよい
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性アルコール中毒
    • 痙攣状態
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な呼吸抑制
    • ストリキニーネ中毒
    • てんかん重積症
    • 破傷風
    • 慢性肺疾患に続発する心不全
    • モノアミン酸化酵素阻害剤投与中
    • ナルメフェン塩酸塩水和物投与中
    • ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内
    • アジソン病
    • 肝機能障害
    • 気管支喘息発作中
    • 器質的幽門狭窄
    • 急性腹症
    • 痙攣
    • 甲状腺機能低下症
    • 呼吸機能障害
    • 尿道狭窄
    • 手術後
    • 上室性頻脈
    • ショック状態
    • 腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心房細動
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 代謝性アシドーシス
    • 胆石
    • 頭部外傷
    • 胆嚢障害
    • 粘液水腫
    • 脳器質的障害
    • 尿路手術術後
    • 副腎皮質機能低下症
    • 最近消化管手術を行った
    • 重篤な炎症性腸疾患
    • 麻痺性イレウス
    • 薬物依存
    • 血圧保持の困難
    • 頭蓋内圧亢進

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
MAO阻害剤<イソニアジド以外> 興奮、錯乱、呼吸循環不全
ナルメフェン塩酸塩水和物 本剤の離脱症状、本剤の効果が減弱
中枢抑制剤 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
フェノチアジン系薬剤 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
バルビツール酸誘導体 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
吸入麻酔剤 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
三環系抗うつ剤 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
β-遮断剤 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
プロプラノロール 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
エタノール摂取 呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡
イソニアジド 呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣
アンフェタミン 呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用が増強
ワルファリンカリウム 抗凝血作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘、尿貯留
硫酸アトロピン 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘、尿貯留
尿アルカリ化剤 本剤の作用が増強
炭酸水素ナトリウム 本剤の作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • 重曹(炭酸水素ナトリウム)
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」に関係する解説

オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)

  • ペチジン塩酸塩注射液50mg「タケダ」は、オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)に分類される。
  • オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)とは、鎮痛作用などに関与するオピオイド受容体に作用することでより強い鎮痛作用をあらわす薬。

オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)の代表的な商品名

  • デュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ
  • フェントステープ
  • イーフェンバッカル錠、アブストラル舌下錠
  • オキシコンチン
  • オキノーム散
  • オキファスト注
  • MSコンチン錠
  • オプソ内服液
  • ナルサス錠
  • ナルラピド錠
オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬製剤)についての詳しい解説を見る