処方薬
ニフレック配合内用剤
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ニフレック配合内用剤の基本情報

ニフレック配合内用剤の概要

商品名 ニフレック配合内用剤
一般名 ナトリウム・カリウム配合剤散
薬価・規格 766.5円 (1袋)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 EAファーマ
YJコード 7990100A1106
レセプト電算コード 621201401
添付文書PDFファイル

ニフレック配合内用剤の主な効果と作用

  • 検査前の排便に用いるお薬です。
  • 大腸内視鏡検査、バリウム注腸X線造影検査、大腸手術時の前処置として、腸内を洗浄し、内容物を排除するためのお薬です。

ニフレック配合内用剤の用途

  • 大腸内視鏡検査前処置の腸管内容物の排除
  • 大腸手術時前処置の腸管内容物の排除
  • バリウム注腸X線造影検査前処置の腸管内容物の排除

ニフレック配合内用剤の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

嘔吐、嘔気、冷感、ふらつき感、腹部膨満感、腹痛、倦怠感、不眠、腹鳴、尿ケトン体陽性、尿酸値上昇

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、顔面蒼白、血圧低下、嘔気持続、気分不良、眩暈、じん麻疹、呼吸困難、顔面浮腫、腸管穿孔、腸閉塞、鼡径ヘルニア嵌頓、低ナトリウム血症、意識障害、痙攣、虚血性大腸炎、マロリー・ワイス症候群、吐血、血便

上記以外の副作用

AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、ビリルビン値上昇、蛋白上昇、蛋白低下、Al-P上昇、尿蛋白陽性、尿潜血陽性、白血球減少、白血球増多、頭痛、口渇、頻尿、胸やけ、さむけ、発赤、顔面紅潮、過敏症、発疹、肛門部痛、胸痛、低血糖発作、血糖値上昇、血清カリウム上昇、血清カリウム低下、発熱、頭重感、ほてり

ニフレック配合内用剤の用法・用量

  • 本品1袋を水に溶解して約2Lとし、溶解液とする
  • 通常、成人には、1回溶解液2~4Lを1時間あたり約1Lの速度で経口投与する
  • ただし、排泄液が透明になった時点で投与を終了し、4Lを超えての投与は行わない
  • 〈大腸内視鏡検査前処置〉1). 内視鏡検査当日に投与する場合:当日の朝食は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約4時間前から投与を開始する
  • 2). 内視鏡検査前日に投与する場合:前日の夕食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、夕食後約1時間以上経過した後、投与を開始する(但し、前日の朝食、昼食は残渣の少ないもの、夕食は固形物の入っていない液状食とする)
  • 〈バリウム注腸X線造影検査前処置〉バリウム注腸X線造影検査当日の朝は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約6時間前から投与を開始する
  • 通常、成人には、溶解液の投与開始時にモサプリドクエン酸塩として20mgを溶解液(約180mL)で経口投与する
    • また、溶解液投与終了後、モサプリドクエン酸塩として20mgを少量の水で経口投与する
  • 〈大腸手術前処置〉手術前日の昼食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、昼食後約3時間以上経過した後、投与を開始する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 排便、腹痛等の状況を確認しながら慎重に投与すること〔1.1参照〕
  • 7.2. 約1Lを投与しても排便がない場合には、腹痛、嘔気、嘔吐のないことを必ず確認したうえで投与を継続し、排便が認められるまで十分観察すること
  • 2Lを投与しても排便がない場合は投与を中断し、腹痛、嘔吐等がないことを確認するとともに、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、投与継続の可否について、慎重に検討すること〔1.1、8.1.2参照〕
  • 7.3. 高齢者では特に時間をかけて投与すること〔9.8.1参照〕
  • 7.4. 本剤をバリウム注腸X線造影検査に用いる際には、2回目のモサプリドクエン酸塩水和物を投与した後はバリウム注腸X線造影検査までは飲食物の摂取を行わないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ニフレック配合内用剤の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 胃腸管閉塞症
    • 腸管穿孔
    • 中毒性巨大結腸症
    • 腸閉塞
    • 嚥下困難
    • 狭心症
    • 腎機能障害
    • 陳旧性心筋梗塞
    • 高度便秘
    • 腸管狭窄
    • 糖尿病用薬投与中
    • 腸管憩室
    • 誤嚥を起こす
    • 腹部手術
    • 腸管内に内容物が貯溜

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ニフレック配合内用剤の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
経口薬剤 吸収を妨げる

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