処方薬
ノボエイト静注用2000
先発
ノボエイト静注用2000の基本情報
ノボエイト静注用2000の概要
商品名 | ノボエイト静注用2000 |
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一般名 | ツロクトコグアルファ(遺伝子組換え)注射用 |
薬価・規格 | 99009.0円 (2,000国際単位1瓶(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 | ノボ ノルディスク ファーマ |
ブランド | ノボエイト静注用250 他 |
YJコード | 6343440D5029 |
レセプト電算コード | 622333401 |
ノボエイト静注用2000の主な効果と作用
- 血液凝固第8因子などを含む製剤です。血液が固まるのを促し、出血をおさえる働きがあります。
- 出血傾向を改善するお薬です。
ノボエイト静注用2000の用途
ノボエイト静注用2000の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、発疹、肝酵素上昇、ALT上昇、AST上昇、高血圧、心拍数増加、洞頻脈、めまい、頭痛、不眠症
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、じん麻疹、胸部圧迫感、喘鳴、低血圧
上記以外の副作用
筋骨格硬直、注射部位反応、紅斑、浮腫、発熱、疲労、熱感
ノボエイト静注用2000の用法・用量
- 本剤を添付の溶解液全量で溶解し、1~2mL/分で緩徐に静脈内に注射する
- 通常、1回体重1kg当たり10~30国際単位を投与するが、症状に応じて適宜増減する
- 定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり20~40国際単位を隔日投与、又は20~50国際単位を週3回投与し、12歳未満の小児に対しては体重1kg当たり25~50国際単位を隔日投与、又は25~60国際単位を週3回投与する
- (用法及び用量に関連する注意)1国際単位(IU)の第8因子活性は健常人の血漿1mL中の第8因子活性に相当する
- 必要量は、体重1kg当たり1IUの第8因子の投与により血漿第8因子活性が2IU/dL上昇するという経験則より、次の計算式に基づいて算出すること
- 必要な単位(IU)=体重(kg)×第8因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×0.5(IU/kg/IU/dL)
- 出血症状の程度に応じて必要な期間、次に示す第8因子活性(%又はIU/dL)を下回らないように維持する
- 用量及び投与の間隔は臨床的な効果が得られるように個々の症例に応じて調整すること
- [出血エピソード及び外科手術における用量の指標]1). 出血:①. 軽度(関節内出血、筋肉内出血又は口腔内出血の早期):必要な第8因子活性値20~40(%)(IU/dL)、投与の間隔は12~24時間毎、治療期間は疼痛が改善し、出血エピソードが回復するまで
- ②. 中等度(より進行した関節内出血、筋肉内出血又は血腫):必要な第8因子活性値30~60(%)(IU/dL)、投与の間隔は12~24時間毎、治療期間は疼痛や急性の障害が回復するまで3~4日又はそれ以上
- ③. 重度(生命を脅かす出血):必要な第8因子活性値60~100(%)(IU/dL)、投与の間隔は8~24時間毎、治療期間は危機的状況から脱するまで
- 2). 外科手術:①. 小手術(抜歯を含む):必要な第8因子活性値30~60(%)(IU/dL)、投与の間隔は24時間毎、治療期間は必要に応じて回復するまで
- ②. 大手術:必要な第8因子活性値80~100(%)(IU/dL)(手術前~術後)、8~24時間毎に注射し、第8因子レベルを創傷が治癒するまで維持する
- 引き続き7日間、第8因子レベルを30~60%(IU/dL)に維持する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ノボエイト静注用2000の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください