処方薬
フィブロガミンP静注用
フィブロガミンP静注用の基本情報
フィブロガミンP静注用の概要
商品名 | フィブロガミンP静注用 |
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一般名 | ヒト血漿由来乾燥血液凝固第XIII因子注射用 |
薬価・規格 | 8324.0円 (240国際単位1瓶(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 | CSLベーリング |
YJコード | 6343431D2020 |
レセプト電算コード | 620009198 |
フィブロガミンP静注用の主な効果と作用
- 血液凝固第13因子製剤です。血液が固まるのを促し、出血をおさえる働きがあります。
- 出血傾向を改善するお薬です。
フィブロガミンP静注用の用途
フィブロガミンP静注用の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、発疹、発熱、悪心、嘔吐、γ-GTP上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇
起こる可能性のある重大な副作用
ショック
上記以外の副作用
頭痛、めまい、血小板減少、好酸球増多、BUN上昇、クレアチニン上昇、倦怠感
フィブロガミンP静注用の用法・用量
- 〈効能共通〉本品を添付の日局注射用水に溶解する
- 〈先天性及び後天性血液凝固第13因子欠乏による出血傾向〉1日量4~20mLを緩徐に静脈内投与する
- なお、年齢、症状などにより適宜増減する
- 〈血液凝固第13因子低下に伴う縫合不全及び瘻孔〉通常、成人に対して1日量12~24mLを緩徐に静脈内投与する
- ただし、本剤は急性炎症、急性感染の消褪した後で、血清総タンパク、血清アルブミン等に異常が無く、縫合不全、瘻孔が存続し、血液凝固第13因子が70%以下に低下している患者に投与すること
- なお、血液凝固第13因子低下に伴う縫合不全及び瘻孔の場合、5日間投与しても症状に改善が認められない場合には、投与を中止すること
- 〈IgA血管炎における腹部症状、関節症状の改善〉通常、1日1回12~20mLを緩徐に静脈内投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- ただし、血液凝固第13因子が90%以下に低下している患者に投与すること
- IgA血管炎の場合、原則的に3日間の投与とする
- (用法及び用量に関連する注意)後天性血液凝固第13因子欠乏症に対して本剤の用量を増減する場合は、関連文献を参考に欠乏の原因(インヒビターなど)についても考慮すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
フィブロガミンP静注用の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください