処方薬
破トキ「ビケンF」

破トキ「ビケンF」の基本情報

破トキ「ビケンF」の概要

商品名 破トキ「ビケンF」
一般名 沈降破傷風トキソイド
薬価・規格 1063.0円 (0.5mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 阪大微生物病研究会
YJコード 6322400X2099
レセプト電算コード 620005861
添付文書PDFファイル

破トキ「ビケンF」の主な効果と作用

  • 破傷風の予防に使われるワクチンです。

破トキ「ビケンF」の用途

破トキ「ビケンF」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発赤、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、下痢、めまい、関節痛、腫脹、疼痛、硬結

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、全身発赤、呼吸困難、血管浮腫

上記以外の副作用

著しい局所反応

破トキ「ビケンF」の用法・用量

  • 初回免疫:通常、1回0.5mLずつを2回、3~8週間の間隔で皮下又は筋肉内に注射する
  • 追加免疫:第1回の追加免疫には、通常、初回免疫後6カ月以上の間隔をおいて、(標準として初回免疫終了後12カ月から18カ月までの間に)0.5mLを1回皮下又は筋肉内に注射する
  • ただし、初回免疫のとき副反応の強かった者には適宜減量する
  • 以後の追加免疫のときの接種量もこれに準ずる
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 接種対象者・接種時期7.1.1. 初回免疫と追加免疫を完了した者には、数年ごとに再追加免疫として、通常、1回0.5mLを皮下又は筋肉内に注射する(なお、再追加免疫の接種間隔は職業、スポーツ等の実施状況を考慮すること)
  • 7.1.2. 初回免疫を受けた者で破傷風感染のおそれのある負傷を受けたとき、追加免疫を受けた者で破傷風感染のおそれのある負傷を受けたとき又は再追加免疫を受けた者で破傷風感染のおそれのある負傷を受けたときは、直ちに本剤を通常、1回0.5mLを皮下又は筋肉内に注射する
  • 7.2. 同時接種医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる〔14.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

破トキ「ビケンF」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アナフィラキシー
    • 発熱
    • 予防接種を行うことが不適当な状態
    • 重篤な急性疾患
    • アレルギー
    • 肝機能障害
    • 肝臓疾患
    • 凝固障害
    • 免疫不全
    • 血液疾患
    • 血小板減少症
    • 腎機能障害
    • 心臓血管系疾患
    • 腎臓疾患
    • 発育障害
    • 全身性発疹
    • 抗凝固療法施行中
    • 先天性免疫不全症
    • 予防接種で接種後2日以内に発熱
    • けいれん
    • 再追加免疫を受けた者で破傷風感染のおそれのある負傷を受けた
    • 初回免疫を受けた者で破傷風感染のおそれのある負傷を受けた
    • 追加免疫を受けた者で破傷風感染のおそれのある負傷を受けた

患者の属性に応じた注意喚起

破トキ「ビケンF」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 筋肉注射部位の出血

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