処方薬
サーバリックス

サーバリックスの基本情報

サーバリックスの概要

商品名 サーバリックス
一般名 組換え沈降2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(イラクサギンウワバ細胞由来)
薬価・規格 - 円 (0.5mL1筒)
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
注射薬 > キット類 > キット類のアイコン
製造会社 GSK
YJコード 631340QG1022
添付文書PDFファイル

サーバリックスの主な効果と作用

  • 子宮頚癌およびその前駆病変を予防するワクチンです。
  • 子宮頚癌の主な原因となるウイルスに対する免疫を獲得する働きがあります。

サーバリックスの用途

  • ヒトパピローマウイルス16型のCIN2の予防
  • ヒトパピローマウイルス16型のCIN3の予防
  • ヒトパピローマウイルス16型の子宮頸癌<腺>の予防
  • ヒトパピローマウイルス16型の子宮頸癌<扁平上皮癌>の予防
  • ヒトパピローマウイルス16型の子宮頸部上皮内腫瘍2の予防
  • ヒトパピローマウイルス16型の子宮頸部上皮内腫瘍3の予防
  • ヒトパピローマウイルス18型のCIN2の予防
  • ヒトパピローマウイルス18型のCIN3の予防
  • ヒトパピローマウイルス18型の子宮頸癌<腺癌>の予防
  • ヒトパピローマウイルス18型の子宮頸癌<扁平上皮癌>の予防
  • ヒトパピローマウイルス18型の子宮頸部上皮内腫瘍2の予防
  • ヒトパピローマウイルス18型の子宮頸部上皮内腫瘍3の予防
  • HPV16型のCIN2の予防
  • HPV16型のCIN3の予防
  • HPV16型の子宮頸癌<腺癌>の予防
  • HPV16型の子宮頸癌<扁平上皮癌>の予防
  • HPV16型の子宮頸部上皮内腫瘍2の予防
  • HPV16型の子宮頸部上皮内腫瘍3の予防
  • HPV18型のCIN2の予防
  • HPV18型のCIN3の予防
  • HPV18型の子宮頸癌<腺癌>の予防
  • HPV18型の子宮頸癌<扁平上皮癌>の予防
  • HPV18型の子宮頸部上皮内腫瘍2の予防
  • HPV18型の子宮頸部上皮内腫瘍3の予防

サーバリックスの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、過敏症、そう痒、発疹、蕁麻疹、疼痛、発赤、腫脹、硬結、胃腸症状、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応、血管性浮腫、急性散在性脳脊髄炎、ADEM、発熱、痙攣、運動障害、意識障害、ギラン・バレー症候群、四肢遠位から始まる弛緩性麻痺、腱反射減弱、腱反射消失

上記以外の副作用

嘔吐、下痢、腹痛、筋痛、関節痛、めまい、疲労、発熱<38℃以上を含む>、上気道感染、知覚異常、感覚鈍麻、しびれ感、全身脱力、四肢痛、失神、血管迷走神経反応、ふらふら感、冷汗、血圧低下、悪寒、気分不良、耳鳴り、徐脈、頻脈、強直間代性運動、AST増加、ALT増加、ぶどう膜炎、角膜炎、リンパ節症

サーバリックスの用法・用量

  • 10歳以上の女性に、通常、1回0.5mLを0、1、6ヵ月後に3回、上腕の三角筋部に筋肉内接種する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 接種間隔本剤の接種上、やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、2回目の接種は1回目の接種から1~2.5ヵ月の間で、3回目の接種は1回目の接種から5~12ヵ月の間で調整すること
  • 7.2. 同時接種医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる〔14.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

サーバリックスの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 発熱
    • 予防接種を行うことが不適当な状態
    • 重篤な急性疾患
    • 肝機能障害
    • 肝臓疾患
    • 凝固障害
    • 痙攣
    • 免疫不全
    • 血液疾患
    • 血小板減少症
    • 腎機能障害
    • 心臓血管系疾患
    • 腎臓疾患
    • 発育障害
    • 先天性免疫不全症
    • 予防接種で接種後2日以内に発熱

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

サーバリックスの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
免疫抑制剤 本剤を接種しても十分な抗体産生が得られない

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