アンコチル錠500mgの基本情報

• 真菌（カビ）の感染が原因となる各種真菌感染症を治療するお薬です。
• 真菌（カビ）の発育をおさえ、殺す働きがあります。

• 黒色真菌症
• 消化管真菌症
• 真菌血症
• 真菌性呼吸器感染症
• 真菌性髄膜炎
• 尿路真菌症

アンコチル錠500mgの副作用

主な副作用

食欲不振、嘔気、白血球減少、貧血、顆粒球減少、血小板減少、BUN上昇、AST上昇、ALT上昇、Al－P上昇、胃部不快感

起こる可能性のある重大な副作用

汎血球減少、無顆粒球症、腎不全

上記以外の副作用

下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、しびれ感、視力低下、幻覚、難聴、傾眠、不随意運動、痙攣、過敏症、発疹、光線過敏症、血清カリウム低下、血清カルシウム低下、血清リン低下、クレアチニン上昇、腎障害

アンコチル錠500mgの用法・用量

• 〈真菌血症、真菌性髄膜炎、真菌性呼吸器感染症、黒色真菌症〉通常フルシトシンとして1日100～200mg/kgを4回に分割経口投与する
• 〈尿路真菌症、消化管真菌症〉通常フルシトシンとして1日50～100mg/kgを4回に分割経口投与する
  • なお、患者の症状に応じて適宜増減する

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 過敏症
  • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中
  • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後7日以内
  • 肝機能障害
  • 血液障害
  • 腎機能障害
  • 薬物過敏症
  • ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ＜DPD＞欠損

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 授乳婦
  • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 乳児
  • 幼児・小児
  • 高齢者

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 高齢者(65歳〜)
  • 小児等(0歳〜14歳)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 高齢者(65歳〜)