処方薬
ヴィキラックス配合錠
先発
ヴィキラックス配合錠の基本情報
ヴィキラックス配合錠の概要
商品名 | ヴィキラックス配合錠 |
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一般名 | オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル錠 |
薬価・規格 | 22201.1円 (1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | アッヴィ |
YJコード | 6250108F1020 |
レセプト電算コード | 622445801 |
識別コード | AV1 |
ヴィキラックス配合錠の主な効果と作用
ヴィキラックス配合錠の用途
ヴィキラックス配合錠の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
頭痛、皮膚そう痒、網状赤血球数増加、悪心、腹部不快感、便秘、心窩部不快感、胃炎、口内炎、動悸、脱毛症
起こる可能性のある重大な副作用
貧血、ヘモグロビン量減少、末梢性浮腫、浮腫、低血圧、肝機能障害、ALT上昇<基準値上限5倍超>、ビリルビン上昇<基準値上限3倍超>、体液貯留、顔面浮腫、肺水腫、無尿、肝不全、血中ビリルビン値が著しく上昇、腹水、肝性脳症、肝機能異常、ALTが基準値上限の10倍を持続的に超える、GPTが基準値上限の10倍を持続的に超える、急性腎不全
上記以外の副作用
皮脂欠乏性湿疹、紅斑、発疹、鼻咽頭炎、AST上昇、Al-P上昇、血圧低下、クレアチニンクリアランス減少、尿中蛋白陽性、尿比重減少、尿中白血球エステラーゼ陽性、不眠症、無力症、疲労、過敏症反応、舌腫脹、口唇腫脹
ヴィキラックス配合錠の用法・用量
- 1.セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善の場合:1日1回2錠(オムビタスビルとして25mg、パリタプレビルとして150mg及びリトナビルとして100mg)を食後に経口投与し、投与期間は12週間とする
- 2.セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合:リバビリンとの併用において、1日1回2錠(オムビタスビルとして25mg、パリタプレビルとして150mg及びリトナビルとして100mg)を食後に経口投与し、投与期間は16週間とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ヴィキラックス配合錠の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ヴィキラックス配合錠の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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カルシウム拮抗剤 | 体液貯留、末梢性浮腫、浮腫、顔面浮腫、肺水腫、低血圧、無尿、急激に腎機能悪化 |
Ca拮抗剤<アゼルニジピンは併用禁忌> | 末梢性浮腫、血中濃度が上昇 |
アムロジピンベシル酸塩 | 末梢性浮腫、血中濃度が上昇 |
ニフェジピン | 末梢性浮腫、血中濃度が上昇 |
シルデナフィルクエン酸塩<勃起不全を適応とする場合> | 低血圧、血中濃度が上昇、失神、視覚障害、勃起持続 |
タダラフィル<シアリス・ザルティア> | 低血圧、血中濃度が上昇、失神、視覚障害、勃起持続 |
アゼルニジピン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
トリアゾラム | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
ミダゾラム | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
ブロナンセリン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
ピモジド | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
酒石酸エルゴタミン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
マレイン酸エルゴメトリン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
マレイン酸メチルエルゴメトリン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
シルデナフィルクエン酸塩<肺高血圧症を適応とする場合> | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
リバーロキサバン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
塩酸バルデナフィル | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
リオシグアト | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
シンバスタチン | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
アトルバスタチンカルシウム水和物 | 血中濃度が上昇し重篤な又は生命に危険を及ぼすような副作用が発現 |
カルバマゼピン | 本剤の血中濃度が低下し治療効果が減弱 |
フェニトイン | 本剤の血中濃度が低下し治療効果が減弱 |
ホスフェニトインナトリウム水和物 | 本剤の血中濃度が低下し治療効果が減弱 |
フェノバルビタール | 本剤の血中濃度が低下し治療効果が減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の血中濃度が低下し治療効果が減弱 |
エファビレンツ | 本剤の血中濃度が低下し治療効果が減弱 |
エチニルエストラジオール | ALT<GPT>上昇 |
エチニルエストラジオールを含む経口避妊薬 | ALT<GPT>上昇 |
臭化水素酸エレトリプタン | 血中濃度が上昇 |
ロスバスタチンカルシウム | 血中濃度が上昇、パリタプレビルの血中濃度が上昇、横紋筋融解症を含むミオパシーの発現リスクが高くなる |
プラバスタチンナトリウム | 血中濃度が上昇、パリタプレビルの血中濃度が上昇、横紋筋融解症を含むミオパシーの発現リスクが高くなる |
ピタバスタチンカルシウム | 血中濃度が上昇、横紋筋融解症を含むミオパシーの発現リスクが高くなる |
フルバスタチンナトリウム | 血中濃度が上昇、横紋筋融解症を含むミオパシーの発現リスクが高くなる |
フマル酸クエチアピン | 血中濃度が上昇 |
アミオダロン塩酸塩 | 血中濃度が上昇 |
塩酸ベプリジル | 血中濃度が上昇 |
キニジン硫酸塩水和物 | 血中濃度が上昇 |
塩酸プロパフェノン | 血中濃度が上昇 |
ジゴキシン | 血中濃度が上昇 |
プロピオン酸フルチカゾン | 血中濃度が上昇、クッシング症候群、副腎皮質機能抑制 |
サルメテロールキシナホ酸塩 | 血中濃度が上昇 |
アゾール系抗真菌剤 | 血中濃度が上昇、本剤の血中濃度が上昇 |
ケトコナゾール | 血中濃度が上昇、本剤の血中濃度が上昇 |
イトラコナゾール | 血中濃度が上昇、本剤の血中濃度が上昇 |
コルヒチン | 血中濃度が上昇 |
シクロスポリン | 血中濃度が上昇、パリタプレビルの血中濃度が上昇 |
リルピビリン塩酸塩 | 血中濃度が上昇 |
リファブチン | 血中濃度が上昇 |
フロセミド | 血中濃度<Cmax>が上昇 |
ダルナビルエタノール付加物 | パリタプレビルの血中濃度が上昇、本剤含有のリトナビルが薬物動態学的増強効果、ダルナビルの血中濃度<Cmin>が低下 |
硫酸アタザナビル | パリタプレビルの血中濃度が上昇、本剤含有のリトナビルが薬物動態学的増強効果 |
リトナビル | パリタプレビルの血中濃度が上昇、本剤含有のリトナビルが薬物動態学的増強効果、ダルナビルの血中濃度<Cmin>が低下 |
オメプラゾール | 血中濃度が低下 |
ボリコナゾール | 血中濃度が低下、効果減弱 |
アルプラゾラム | 血中濃度<AUC>が上昇 |
ジアゼパム | ジアゼパム及びノルジアゼパムの血中濃度<AUC>が低下 |
クロラゼプ酸二カリウム | ジアゼパム及びノルジアゼパムの血中濃度<AUC>が低下 |
タクロリムス水和物 | AUCが86倍・Cmaxが4.3倍に上昇 |
エベロリムス | AUCが27倍・Cmaxが4.7倍に上昇 |
シロリムス | AUCが38倍・Cmaxが6.4倍に上昇 |
飲食物との組み合わせ注意
- セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの