処方薬
ゾコーバ錠125mg
ゾコーバ錠125mgの基本情報
ゾコーバ錠125mgの概要
| 商品名 | ゾコーバ錠125mg |
|---|---|
| 一般名 | エンシトレルビルフマル酸錠 |
| 薬価・規格 | - 円 (125mg1錠) |
| 薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
| 製造会社 | 塩野義製薬 |
| YJコード | 62500B8F1020 |
ゾコーバ錠125mgの主な効果と作用
ゾコーバ錠125mgの用途
ゾコーバ錠125mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
HDLコレステロール低下、発疹、悪心、嘔吐、下痢、腹部不快感、頭痛、脂質異常症、トリグリセリド上昇、ビリルビン上昇、血中コレステロール低下
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー
上記以外の副作用
血清鉄上昇、過敏症、そう痒
ゾコーバ錠125mgの用法・用量
- 通常、12歳以上の小児及び成人にはエンシトレルビルとして1日目は375mgを、2日目から5日目は125mgを1日1回経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから72時間以内に投与を開始すること(臨床試験において、症状発現から72時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない)〔17.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ゾコーバ錠125mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ゾコーバ錠125mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| コルヒチン | 血中濃度が上昇、血中濃度上昇により作用が増強 |
| ピモジド | 血中濃度上昇によりQT延長 |
| キニジン硫酸塩水和物 | 血中濃度上昇によりQT延長 |
| 塩酸ベプリジル | 血中濃度上昇によりQT延長 |
| チカグレロル | 血中濃度上昇により血小板凝集抑制作用が増強 |
| エプレレノン | 血中濃度上昇により血清カリウム値の上昇 |
| 酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン | 血中濃度上昇により血管攣縮等の重篤な副作用 |
| マレイン酸エルゴメトリン | 血中濃度上昇により血管攣縮等の重篤な副作用 |
| マレイン酸メチルエルゴメトリン | 血中濃度上昇により血管攣縮等の重篤な副作用 |
| ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 | 血中濃度上昇により血管攣縮等の重篤な副作用 |
| シンバスタチン | 血中濃度上昇により横紋筋融解症 |
| トリアゾラム | 血中濃度上昇により過度の鎮静や呼吸抑制 |
| ミダゾラム | 血中濃度上昇により過度の鎮静や呼吸抑制 |
| アナモレリン塩酸塩 | 血中濃度が上昇し副作用の発現が増強 |
| イブルチニブ | 血中濃度が上昇し副作用の発現が増強 |
| イバブラジン塩酸塩 | 過度の徐脈 |
| ベネトクラクス | 血中濃度が上昇し腫瘍崩壊症候群の発現が増強、副作用が増強 |
| ブロナンセリン | 血中濃度上昇により作用を増強 |
| ルラシドン塩酸塩 | 血中濃度上昇により作用を増強 |
| リファブチン | 血中濃度上昇により作用を増強 |
| アゼルニジピン | アゼルニジピンの作用を増強 |
| アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル | アゼルニジピンの作用を増強 |
| スボレキサント | 血中濃度上昇により作用を著しく増強 |
| タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> | 血中濃度を上昇 |
| 塩酸バルデナフィル | 血中濃度を上昇 |
| リオシグアト | 血中濃度を上昇、ケトコナゾールとの併用でリオシグアトの血中濃度が上昇しクリアランスが低下 |
| PDE5阻害薬 | 血中濃度を上昇 |
| シルデナフィル | 血中濃度を上昇 |
| タダラフィル<シアリス・ザルティア> | 血中濃度を上昇 |
| イトラコナゾール | 血中濃度を上昇 |
| ロミタピドメシル酸塩 | 血中濃度を著しく上昇 |
| フィネレノン | 血中濃度を著しく上昇 |
| リバーロキサバン | 血中濃度上昇により抗凝固作用が増強し出血の危険性が増大 |
| アパルタミド | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱、血中濃度が上昇し副作用が発現しやすくなる |
| カルバマゼピン | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱、血中濃度が上昇し副作用が発現しやすくなる |
| エンザルタミド | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| ミトタン | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| フェニトイン | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| ホスフェニトインナトリウム水和物 | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| リファンピシン類 | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| ボセンタン | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱、血中濃度が上昇し副作用が発現しやすくなる |
| 中程度のCYP3A誘導剤 | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| エファビレンツ | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| エトラビリン | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| フェノバルビタール | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| プリミドン | 本剤の血中濃度が減少し作用が減弱 |
| 副腎皮質ホルモン剤 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ブデソニド | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| シクレソニド | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| デキサメタゾン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| メチルプレドニゾロン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| オピオイド系鎮痛剤 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| フェンタニル | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| フェンタニルクエン酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| オキシコドン塩酸塩水和物 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| メサドン塩酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| 免疫抑制剤 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| シクロスポリン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| タクロリムス水和物 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| 抗悪性腫瘍剤 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ドセタキセル水和物 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| エベロリムス | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| テムシロリムス | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ゲフィチニブ | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ダサチニブ | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| エルロチニブ塩酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ラパチニブトシル酸塩水和物 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ボルテゾミブ | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| メシル酸イマチニブ | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| スニチニブリンゴ酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ボスチニブ水和物 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| カバジタキセル | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| クリゾチニブ | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| シロリムス | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| パノビノスタット乳酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ポナチニブ塩酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ルキソリチニブリン酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| アキシチニブ | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ニロチニブ塩酸塩水和物 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| マラビロク | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| アプレピタント | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| 塩酸ロペラミド | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| サルメテロールキシナホ酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| シナカルセト塩酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| アルプラゾラム | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ゾピクロン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| 酒石酸トルテロジン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| オキシブチニン塩酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| グアンファシン塩酸塩 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| ジエノゲスト | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の副作用が発現しやすくなる |
| アトルバスタチンカルシウム水和物 | 血中濃度を上昇させ横紋筋融解症やミオパチー |
| ブプレノルフィン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| 臭化水素酸エレトリプタン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| Ca拮抗剤<アゼルニジピンは併用禁忌> | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| ニフェジピン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| フェロジピン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| ベラパミル | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| 抗精神病薬 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| ハロペリドール | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| アリピプラゾール | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| フマル酸クエチアピン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| 血液凝固阻止剤 | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| ワルファリンカリウム | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| アピキサバン | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| ジソピラミド | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| シロスタゾール | 血中濃度を上昇させこれらの薬剤の作用を増強 |
| ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤 | 血中濃度を上昇させ筋神経系の副作用を増強 |
| ビンクリスチン硫酸塩 | 血中濃度を上昇させ筋神経系の副作用を増強 |
| 硫酸ビンブラスチン | 血中濃度を上昇させ筋神経系の副作用を増強 |
| 塩酸イリノテカン | 活性代謝物の血中濃度を上昇 |
| ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 | 血中濃度を上昇させ抗凝固作用を増強 |
| ジゴキシン | 血中濃度の上昇が認められておりジゴキシンの作用を増強 |
| ロスバスタチンカルシウム | 血中濃度の上昇 |
| メトトレキサート製剤 | 血中濃度を上昇させ中毒症状<口内炎・汎血球減少> |
飲食物との組み合わせ注意
- セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの