処方薬
ピフェルトロ錠100mg
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ピフェルトロ錠100mgの基本情報

ピフェルトロ錠100mgの概要

商品名 ピフェルトロ錠100mg
一般名 ドラビリン錠
薬価・規格 2147.8円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
YJコード 6250049F1021
レセプト電算コード 622702801
添付文書PDFファイル

ピフェルトロ錠100mgの主な効果と作用

  • ウイルスによる感染症を治療するお薬です。
  • ヒト免疫不全ウイルスHIV)の増殖をおさえる働きがあります。

ピフェルトロ錠100mgの用途

  • HIV-1感染症

ピフェルトロ錠100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、下痢、疲労、頭痛、浮動性めまい、異常な夢

ピフェルトロ錠100mgの用法・用量

  • 通常、成人にはドラビリンとして100mgを1日1回経口投与する
  • 本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる
  • 投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤とリファブチンを併用投与する場合は、本剤100mgを約12時間の間隔を空けて1日2回に増量すること(なお、リファブチンの併用を中止した場合は、本剤100mgを1日1回に減量すること)〔10.2、16.7.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ピフェルトロ錠100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • リファンピシン投与中
    • ミトタン投与中
    • カルバマゼピン投与中
    • フェノバルビタール投与中
    • セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品摂取中
    • フェニトイン投与中
    • ホスフェニトイン投与中
    • エンザルタミド投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ピフェルトロ錠100mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カルバマゼピン 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
フェノバルビタール 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
フェニトイン 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
ホスフェニトイン 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
エンザルタミド 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
リファンピシン類 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
ミトタン 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱
リファブチン 本剤の血漿中濃度が低下し治療効果が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

ピフェルトロ錠100mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 2147.8円 (100mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 MSD
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ピフェルトロ錠100mgに関係する解説

非核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)

  • ピフェルトロ錠100mgは、非核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)に分類される。
  • 非核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)とは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が宿主細胞に感染するために必要な逆転写酵素の働きを阻害し、HIVの体内における感染拡大を抑える薬。

非核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)の代表的な商品名

  • ストックリン
  • エジュラント
  • ピフェルトロ
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