ラズクルーズ錠240mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
下痢、爪囲炎、食欲減退、錯感覚、角膜炎、口内炎、悪心、便秘、嘔吐、皮膚乾燥、皮膚そう痒症
起こる可能性のある重大な副作用
静脈血栓塞栓症、肺塞栓症、肝機能障害、ALT上昇、AST上昇、ビリルビン上昇、発疹、ざ瘡様皮膚炎、重度皮膚障害、間質性肺疾患、肺臓炎、深部静脈血栓症、動脈血栓塞栓症、心筋梗塞、重度下痢、心不全
上記以外の副作用
爪毒性、手掌・足底発赤知覚不全症候群、湿疹、筋痙縮、疲労、無力症、発熱、乾皮症、蕁麻疹
ラズクルーズ錠240mgの用法・用量
- アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはラゼルチニブとして240mgを1日1回経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用投与による静脈血栓塞栓症の発症を抑制するため、当該併用投与開始後4カ月間は、アピキサバン1回2.5mgを1日2回経口投与すること(アピキサバンの電子添文を参照して、出血リスクに十分注意すること)
- ただし、腎不全(クレアチニンクリアランス<CLcr>15mL/min未満)の患者では、アピキサバンは投与できないことから、アミバンタマブ(遺伝子組換え)とラゼルチニブとの併用投与以外の治療選択肢を考慮すること〔1.4、8.2、9.1.2、9.2.1、11.1.2参照〕
- 7.2. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次を参考に本剤を減量、休薬又は中止すること
- [副作用発現時に本剤を減量する場合の投与量]1段階減量160mg/日、2段階減量80mg/日、3段階減量は中止
- [副作用発現時の処置]1). 間質性肺疾患:①. 間質性肺疾患疑い:休薬する
- ②. 間質性肺疾患確定:投与を中止する
- 2). 静脈血栓塞栓症(アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用時):①. 静脈血栓塞栓症(アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用時):臨床的に不安定な事象が発現した場合(例:呼吸不全、心機能障害)、発現した事象が臨床的に安定するまで休薬する
- ②. 静脈血栓塞栓症(アミバンタマブ(遺伝子組換え)との併用時):抗凝固薬による治療中に静脈血栓塞栓症再発した場合、投与を中止する(ただし、医師の判断により、同じ用量で投与を継続することもできる)
- 3). 皮膚障害又は爪障害:①. Grade2の皮膚障害又はGrade2の爪障害:a.減量(本剤との因果関係が強く疑われない場合、アミバンタマブ(遺伝子組換え)を先に減量)を検討する、b.2週間後に観察を行う
- ②. Grade3の皮膚障害又はGrade3の爪障害:a.休薬し、週1回の観察を行う、b.2週間以内にGrade2以下に回復した場合は減量(本剤との因果関係が強く疑われない場合、アミバンタマブ(遺伝子組換え)を先に減量)を検討した上で投与を再開し、2週間以内にGrade2以下に回復しない場合は投与を中止する
- ③. Grade4の皮膚障害又はGrade4の爪障害:a.休薬し、週1回の観察を行う、b.2週間以内にGrade2以下に回復した場合は減量を検討した上で投与を再開し、2週間以内にGrade2以下に回復しない場合は投与を中止する
- ④. 重度水疱性皮膚障害又は重度剥脱性皮膚障害:投与を中止する
- 4). その他の副作用:①. Grade2の副作用:a.休薬又は減量を検討する、b.28日以内に改善した場合は同一の用量又は減量して投与を再開することを検討し、28日より後に改善した場合は減量して投与を再開することを検討する
- ②. Grade3の副作用:a.Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する、b.4週間以内に回復した場合は減量して投与を再開(本剤との因果関係が強く疑われない場合、本剤を再開した後にアミバンタマブ(遺伝子組換え)を減量して投与を再開)することを検討し、4週間以内に回復しない場合は投与の中止を検討する
- ③. Grade4の副作用:a.原則として投与を中止する、b.投与を中止しない場合、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬する(4週間以内に回復した場合は減量して投与を再開(本剤との因果関係が強く疑われない場合、本剤を再開した後にアミバンタマブ(遺伝子組換え)を減量して投与を再開)し、4週間以内に回復しない場合は投与を中止する)
- GradeはNCI-CTCAE v5.0に準じる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 |
影響 |
| 強力なCYP3A阻害剤 |
本剤の副作用が増強 |
| イトラコナゾール |
本剤の副作用が増強 |
| クラリスロマイシン |
本剤の副作用が増強 |
| リトナビル |
本剤の副作用が増強 |
| 強いCYP3A誘導薬 |
本剤の有効性が減弱 |
| 中程度のCYP3A誘導剤 |
本剤の有効性が減弱 |
| リファンピシン類 |
本剤の有効性が減弱 |
| フェニトイン |
本剤の有効性が減弱 |
| カルバマゼピン |
本剤の有効性が減弱 |
| フェノバルビタール |
本剤の有効性が減弱 |
| CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 |
副作用が増強 |
| タクロリムス水和物 |
副作用が増強 |
| シンバスタチン |
副作用が増強 |
| ミダゾラム |
副作用が増強 |
| BCRPの基質となる薬剤 |
副作用が増強 |
| メトトレキサート製剤 |
副作用が増強 |
| ロスバスタチン |
副作用が増強 |