処方薬
レットヴィモカプセル40mg
先発
レットヴィモカプセル40mgの基本情報
レットヴィモカプセル40mgの概要
| 商品名 | レットヴィモカプセル40mg |
|---|---|
| 一般名 | セルペルカチニブカプセル |
| 薬価・規格 | 4066.2円 (40mg1カプセル) |
| 薬の形状 |
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
|
| 製造会社 | 日本イーライリリー |
| ブランド | レットヴィモカプセル40mg 他 |
| YJコード | 4291075M1027 |
| レセプト電算コード | 622875401 |
| 識別コード | @397740mg |
レットヴィモカプセル40mgの主な効果と作用
腫瘍 を治療するお薬です。- 腫瘍細胞の増殖に関与するタンパク質の働きをおさえる働きがあります。
- あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。
レットヴィモカプセル40mgの用途
レットヴィモカプセル40mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
口内乾燥、下痢、便秘、悪心、口内炎、腹痛、疲労、浮腫、食欲減退、頭痛、勃起不全
起こる可能性のある重大な副作用
肝機能障害、QT間隔延長、過敏症、発疹、発熱、遅発性過敏症、高血圧、間質性肺疾患
上記以外の副作用
血小板減少、白血球減少、好中球減少、血中クレアチニン増加、嘔吐、鼻出血、肺炎、尿路感染、甲状腺機能低下症、浮動性めまい、リンパ球減少、貧血、低マグネシウム血症、低カリウム血症、低カルシウム血症、低アルブミン血症、乳び胸、乳び腹水
レットヴィモカプセル40mgの用法・用量
- 通常、成人にはセルペルカチニブとして1回160mgを1日2回経口投与する
- なお、患者の状態により適宜減量する
- 通常、12歳以上の小児には体表面積に合わせて次の投与量(セルペルカチニブとして1回約92mg/㎡)を1日2回経口投与する
- なお、患者の状態により適宜減量する
- [小児の用量]1). 体表面積1.2㎡未満:1回投与量80mg
- 2). 体表面積1.2㎡以上1.6㎡未満:1回投与量120mg
- 3). 体表面積1.6㎡以上:1回投与量160mg
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない
- 7.2. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること
- [成人の場合 本剤の減量の目安]1). 通常投与量:1回160mg1日2回
- 2). 1段階減量:1回120mg1日2回
- 3). 2段階減量:1回80mg1日2回
- 4). 3段階減量:1回40mg1日2回
- [小児の場合 本剤の減量の目安]1). 体表面積1.2㎡未満:①. 通常投与量:1回80mg1日2回
- ②. 1段階減量:1回40mg/1回80mg1日2回(1日量120mg)
- ③. 2段階減量:1回40mg1日2回
- ④. 3段階減量*:1回40mg1日1回
- 2). 体表面積1.2㎡以上1.6㎡未満:①. 通常投与量:1回120mg1日2回
- ②. 1段階減量:1回80mg1日2回
- ③. 2段階減量:1回40mg/1回80mg1日2回(1日量120mg)
- ④. 3段階減量*:1回40mg1日1回
- 3). 体表面積1.6㎡以上:①. 通常投与量:1回160mg1日2回
- ②. 1段階減量:1回120mg1日2回
- ③. 2段階減量:1回80mg1日2回
- ④. 3段階減量:1回40mg1日2回
- *)過敏症発現時のみ(過敏症以外で2段階減量において忍容性が得られない場合、投与中止)
- [副作用に対する休薬、減量及び中止基準]1). グレード3のALT増加又はグレード3のAST増加又はグレード4のALT増加又はグレード4のAST増加:グレード1以下に回復するまで休薬し、回復後は2段階減量して投与再開できる(再開後に2週間以上再発しない場合には、1段階増量することができ、更に4週間以上再発しない場合には、もう1段階増量することができるが、減量した用量で投与中に再発した場合には、中止する)
- 2). QT間隔延長:①. QTc間隔>500msec:QTc間隔<470msecに回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる(2段階減量した用量で投与中に再発した場合には、中止する)
- ②. QT間隔延長で重篤な不整脈を疑う所見や症状が認められた場合:中止する
- 3). グレード3の高血圧又はグレード4の高血圧:回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる
- 4). グレード1~4の過敏症<アナフィラキシー等の重篤な過敏症を除く>〔11.1.3参照〕:回復するまで休薬し、副腎皮質ステロイドの全身投与を考慮し、回復後は副腎皮質ステロイドを併用しながら3段階減量して投与再開できる(再開後に7日以上再発しない場合には、1段階ずつ発現時の用量まで増量でき、増量後に7日以上再発しない場合には、副腎皮質ステロイドを漸減する)
- 5). 間質性肺疾患:①. グレード2の間質性肺疾患:回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる
- ②. グレード3の間質性肺疾患又はグレード4の間質性肺疾患:中止する
- 6). 前記以外のグレード3の副作用又はグレード4の副作用:回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる
- グレードはNCI-CTCAE ver.4.03に準じる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
レットヴィモカプセル40mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
レットヴィモカプセル40mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| CYP2C8で代謝される薬剤 | 副作用が増強 |
| レパグリニド | 副作用が増強 |
| ピオグリタゾン | 副作用が増強 |
| モンテルカスト | 副作用が増強 |
| CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 | 副作用が増強 |
| ミダゾラム | 副作用が増強 |
| トリアゾラム | 副作用が増強 |
| ロミタピド | 副作用が増強 |
| CYP3A酵素阻害剤 | 本剤の副作用が増強 |
| イトラコナゾール | 本剤の副作用が増強 |
| クラリスロマイシン | 本剤の副作用が増強 |
| エリスロマイシン | 本剤の副作用が増強 |
| CYP3A酵素誘導剤 | 本剤の有効性が減弱 |
| リファンピシン類 | 本剤の有効性が減弱 |
| フェニトイン | 本剤の有効性が減弱 |
| ボセンタン | 本剤の有効性が減弱 |
| セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有製品 | 本剤の有効性が減弱 |
| プロトンポンプ阻害剤 | 本剤の有効性が減弱 |
| オメプラゾール | 本剤の有効性が減弱 |
| ランソプラゾール | 本剤の有効性が減弱 |
| エソメプラゾール | 本剤の有効性が減弱 |
| H2受容体拮抗剤 | 本剤の有効性が減弱 |
| ラニチジン | 本剤の有効性が減弱 |
| ファモチジン | 本剤の有効性が減弱 |
| シメチジン | 本剤の有効性が減弱 |
| 制酸剤<PPI・H2ブロッカー以外> | 本剤の有効性が減弱 |
| 炭酸カルシウム | 本剤の有効性が減弱 |
| 水酸化マグネシウム | 本剤の有効性が減弱 |
| 水酸化アルミニウム | 本剤の有効性が減弱 |
飲食物との組み合わせ注意
- セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの