処方薬
パーサビブ静注透析用5mg
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パーサビブ静注透析用5mgの基本情報

パーサビブ静注透析用5mgの概要

商品名 パーサビブ静注透析用5mg
一般名 エテルカルセチド塩酸塩注射液
薬価・規格 1018.0円 (5mg2mL1瓶)
薬の形状
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製造会社 小野薬品
ブランド パーサビブ静注透析用2.5mg 他
YJコード 3999443A2021
レセプト電算コード 622533301
添付文書PDFファイル

パーサビブ静注透析用5mgの主な効果と作用

  • 副甲状腺ホルモンの合成と分泌をおさえ、血液中の副甲状腺ホルモンやカルシウムの量を減らす働きがあります。
  • 副甲状腺ホルモンの過剰な分泌によるいろいろな症状を改善するお薬です。

パーサビブ静注透析用5mgの用途

パーサビブ静注透析用5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

心房細動、右脚ブロック、心室性期外収縮、心筋梗塞、上室性期外収縮、頻脈性不整脈、眼瞼炎、嘔吐、下痢、腹部不快感、便秘

起こる可能性のある重大な副作用

血中カルシウム減少、心不全増悪、QT延長、しびれ、筋痙攣、痙攣、気分不良、不整脈、血圧低下、低カルシウム血症

上記以外の副作用

腸炎、胃食道逆流性疾患、悪心、口内炎、心窩部不快感、痔出血、口の感覚鈍麻、軟便、胸痛、倦怠感、突然死、単純ヘルペス、食欲減退、側腹部痛、筋痙縮、脊椎すべり症、味覚異常、ジスキネジア、手根管症候群、視神経炎、鼻出血、発疹、斑状皮疹、蕁麻疹、大動脈解離、心電図ST部分下降、尿量減少、筋肉痛、頭痛、感覚異常、皮膚そう痒症、低血圧、高カリウム血症、低リン酸血症

パーサビブ静注透析用5mgの用法・用量

  • 通常、成人には、エテルカルセチドとして1回5mgを開始用量とし、週3回、透析終了時の返血時に透析回路静脈側に注入する
  • 以後は、患者の副甲状腺ホルモン(PTH)及び血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1回2.5~15mgの範囲内で適宜用量を調整し、週3回、透析終了時の返血時に投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は血中カルシウムの低下作用を有するので、血清カルシウム濃度が低値でないこと(目安として8.4mg/dL以上)を確認して投与を開始すること
  • 7.2. 血清カルシウム濃度は、本剤の開始時及び用量調整時は週1回測定し、維持期には2週に1回以上測定すること
  • 血清カルシウム濃度が8.4mg/dL未満に低下した場合は、次のように対応すること
    • なお、血清カルシウム濃度の検査は、本剤の薬効及び安全性を適正に判断するために投与前に実施することが望ましい〔8.1、9.1合併症・既往歴等のある患者の項、11.1.1、11.1.3参照〕
  • 1). 血清カルシウム濃度8.4mg/dL未満:(処置)原則として本剤の増量を行わない、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与、本剤の減量等の処置を考慮すること、(検査)血清カルシウム濃度を週1回以上測定し、心電図検査を実施することが望ましい、(増量・再開)増量する場合には、目安として8.4mg/dL以上に回復したことを確認後、増量すること
  • 2). 血清カルシウム濃度7.5mg/dL未満:(処置)直ちに本剤の休薬を行うこと、(検査)血清カルシウム濃度を週1回以上測定し、心電図検査を実施することが望ましい、(増量・再開)再開する場合には、目安として8.4mg/dL以上に回復したことを確認後、休薬前の用量か、それ以下の用量から再開すること
  • 低アルブミン血症(血清アルブミン濃度が4.0g/dL未満)がある場合には、補正カルシウム濃度*を指標に用いることが望ましい
  • *補正カルシウム濃度(mg/dL)=血清カルシウム濃度(mg/dL)-血清アルブミン濃度(g/dL)+4.0
  • 7.3. 増量する場合には増量幅を5mgとし、4週間以上の間隔をあけて行うこと(ただし、血清カルシウム濃度やPTHが管理目標値を下回らないように、2.5mgの増量も考慮すること)
  • 7.4. PTHが管理目標値の範囲に維持されるように、定期的にPTHを測定すること
  • PTHの測定は本剤の開始時及び用量調整時(目安として投与開始から3ヵ月程度)は月2回とし、PTHがほぼ安定したことを確認した後は月1回とすることが望ましい(PTHが管理目標値を下回った場合、減量又は休薬を考慮すること)
    • なお、PTHの測定は、本剤の薬効及び安全性を適正に判断するために投与前に実施することが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パーサビブ静注透析用5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

パーサビブ静注透析用5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
デノスマブ 血清カルシウム濃度が低下
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤 血清カルシウム濃度が低下
ミノドロン酸水和物 血清カルシウム濃度が低下
アレンドロン酸ナトリウム水和物 血清カルシウム濃度が低下
リセドロン酸ナトリウム水和物 血清カルシウム濃度が低下
イバンドロン酸ナトリウム水和物 血清カルシウム濃度が低下
選択的エストロゲン受容体モジュレーター 血清カルシウム濃度が低下
塩酸ラロキシフェン 血清カルシウム濃度が低下
バゼドキシフェン酢酸塩 血清カルシウム濃度が低下
カルシトニン製剤 血清カルシウム濃度が低下
副腎皮質ホルモン剤 血清カルシウム濃度が低下
プレドニゾロン 血清カルシウム濃度が低下
デキサメタゾン 血清カルシウム濃度が低下

パーサビブ静注透析用5mgと主成分が同じ薬

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パーサビブ静注透析用5mgに関係する解説

カルシウム受容体作動薬(副甲状腺機能亢進症治療薬)

  • パーサビブ静注透析用5mgは、カルシウム受容体作動薬(副甲状腺機能亢進症治療薬)に分類される。
  • カルシウム受容体作動薬(副甲状腺機能亢進症治療薬)とは、副甲状腺細胞にあるカルシウム受容体へ作用(受容体を活性化)することで腎機能低下などによって引き起こされる副甲状腺機能亢進症及び副甲状腺の機能亢進による骨粗鬆症や高カルシウム血症などを改善する薬。

カルシウム受容体作動薬(副甲状腺機能亢進症治療薬)の代表的な商品名

  • レグパラ
  • オルケディア
  • パーサビブ
  • ウパシタ
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