処方薬
カーバグル分散錠200mg
先発カーバグル分散錠200mgの基本情報
カーバグル分散錠200mgの概要
商品名 | カーバグル分散錠200mg |
---|---|
一般名 | カルグルミン酸分散錠 |
薬価・規格 | 16596.9円 (200mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
![]() |
製造会社 | レコルダティ・レア・ディジーズ |
YJコード | 3999041X1026 |
レセプト電算コード | 622525901 |
識別コード | cccc |
カーバグル分散錠200mgの主な効果と作用
- 血液中のアンモニアを下げ、神経症状や手指のふるえなどを改善するお薬です。
- アンモニアの代謝に関与するアミノ酸を補給することで、血液中のアンモニアの量を減らす働きがあります。
カーバグル分散錠200mgの用途
カーバグル分散錠200mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
高揚状態、神経系障害、味覚異常、多汗症、頭痛、発疹、下痢、嘔吐、発熱、徐脈、トランスアミナーゼ増加
カーバグル分散錠200mgの用法・用量
- 通常、1日に体重kgあたり100mg~250mgより開始し、1日2~4回に分けて、用時、水に分散して経口投与する
- その後は患者の状態に応じて適宜増減する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉投与開始時及び投与中も定期的に、血中アンモニア濃度等の臨床検査値、臨床症状等を確認し、患者の状態に応じて投与量を決定すること
- 7.2. 〈効能共通〉食事による血中アンモニア濃度の上昇を抑制するため、可能な限り食前に投与することが望ましい
- 7.3. 〈効能共通〉風邪、過激な運動、食事又は便秘等により高アンモニア血症が悪化した場合は適宜増量すること
- また、高アンモニア血症の急性増悪が認められた場合には他の治療法も検討すること
- 7.4. 〈効能共通〉中等度以上の腎機能障害患者では、開始用量を減量すること
- 中等度腎機能障害(30≦eGFR<60mL/min/1.73㎡)患者では1日に体重kgあたり50mg~125mgを目安に投与を開始、重度腎機能障害(eGFR<30mL/min/1.73㎡)患者では1日に体重kgあたり15mg~40mgを目安に投与を開始することが望ましい〔9.2.1、16.6.1参照〕
- 7.5. 〈イソ吉草酸血症、メチルマロン酸血症、プロピオン酸血症による高アンモニア血症〉高アンモニア血症が間欠的に生じることから、投与中は定期的に血中アンモニア濃度等の臨床検査値、臨床症状等を確認し、継続投与の必要性を検討すること〔17.1.1、17.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
カーバグル分散錠200mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください