ラロキシフェン塩酸塩錠60mg「SN」の基本情報

• 骨の代謝を改善し骨がもろくなるのを防ぐお薬です。
• 閉経後に女性（卵胞）ホルモンの分泌が低下したことによりバランスを崩した骨の代謝を改善する働きがあります。

• 閉経後骨粗鬆症

ラロキシフェン塩酸塩錠60mg「SN」の副作用

主な副作用

γ－GTP上昇、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板数減少、血清総蛋白減少、血中アルブミン減少、血清リン減少、血中Al－P減少、血中カルシウム減少、腹部膨満、嘔気

起こる可能性のある重大な副作用

静脈血栓塞栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、網膜静脈血栓症、下肢疼痛、下肢浮腫、突然の呼吸困難、息切れ、胸痛、急性視力障害、肝機能障害、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ－GTP上昇

上記以外の副作用

おくび、皮膚炎、皮膚そう痒症、膣分泌物、良性の子宮内腔液増加、乳房緊満、下肢痙攣、感覚減退、末梢性浮腫、ほてり、多汗、表在性血栓性静脈炎、体重増加

ラロキシフェン塩酸塩錠60mg「SN」の用法・用量

• ラロキシフェン塩酸塩として、1日1回60mgを経口投与する

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 過敏症
  • 肺塞栓症
  • 網膜静脈血栓症
  • 静脈血栓塞栓症
  • 抗リン脂質抗体症候群
  • 深部静脈血栓症
  • 術後回復期
  • 長期安静期
  • 長期不動状態
  • 肝障害
  • 腎障害
  • 経口エストロゲン療法にて顕著な高トリグリセリド血症［＞500mg/dL］
  • 冠動脈疾患がある閉経後
  • 冠動脈疾患のリスクが高い閉経後

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 授乳婦

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 冠動脈疾患がある閉経後(50歳〜)
  • 冠動脈疾患のリスクが高い閉経後(50歳〜)
  • 経口エストロゲン製剤併用中の閉経後(50歳〜)