処方薬
グルトパ注600万
先発
グルトパ注600万の基本情報
グルトパ注600万の概要
商品名 | グルトパ注600万 |
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一般名 | アルテプラーゼ(遺伝子組換え)注射用 |
薬価・規格 | 35352.0円 (600万国際単位1瓶(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 | 田辺三菱製薬 |
ブランド | グルトパ注600万 他 |
YJコード | 3959402D1035 |
レセプト電算コード | 643950059 |
グルトパ注600万の主な効果と作用
- 血管の中にできてしまった血液の固まりを溶かす働きがあります。
- 血液の固まりができることにより起こる手足の
麻痺 やしびれなどの症状を改善するお薬です。 - 心筋梗塞を治療するお薬です。
グルトパ注600万の用途
グルトパ注600万の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
出血傾向、血尿、歯肉出血、皮下出血、カテーテル穿刺部位出血、頭痛、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇
起こる可能性のある重大な副作用
出血性脳梗塞、重篤な出血、脳出血、消化管出血、ショック、脳梗塞、心破裂、重篤な不整脈、心室細動、心室頻拍、出血性ショック、アナフィラキシー、血圧低下、発汗、脈拍異常、呼吸困難、じん麻疹、肺出血、後腹膜出血、心タンポナーデ、血管浮腫、舌腫脹、腫脹、口唇腫脹、顔面腫脹、咽頭腫脹、喉頭腫脹、気道閉塞
上記以外の副作用
Al-P上昇、悪心、嘔吐、貧血、しゃっくり、紅斑、発熱、熱感
グルトパ注600万の用法・用量
- 〈虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害の改善(発症後4.5時間以内)〉通常、成人には体重kg当たりアルテプラーゼ(遺伝子組換え)として34.8万国際単位(0.6mg/kg)を静脈内投与する
- ただし、投与量の上限は3480万国際単位(60mg)までとする
- 投与は総量の10%は急速投与(1~2分間)し、その後残りを1時間で投与する
- なお、本薬の投与は発症後できるだけ早期に行う
- [投与に際しては、添付の溶解液に溶解し、必要に応じて日局生理食塩液にて希釈する]
- 〈急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)〉通常、成人には体重kg当たりアルテプラーゼ(遺伝子組換え)として29万~43.5万国際単位(0.5mg/kg~0.75mg/kg)を静脈内投与する
- 総量の10%は急速投与(1~2分間)し、その後残りを1時間で投与する
- なお、本薬の投与は発症後できるだけ早期に行う
- [投与に際しては、添付の溶解液に溶解し、必要に応じて日局生理食塩液にて希釈する]
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害の改善(発症後4.5時間以内)〉本剤は発症から4.5時間以内に投与を開始すること(本剤の治療効果は時間と共に低下し、症候性頭蓋内出血の危険性が高まるとの報告がある)
- 7.2. 〈急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)〉本剤は発症から6時間以内に投与を開始すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
グルトパ注600万の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
グルトパ注600万の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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デフィブロチドナトリウム | 出血の危険性が増大 |
血液凝固阻止作用を有する薬剤 | 出血傾向が助長 |
ヘパリン製剤 | 出血傾向が助長 |
ワルファリンカリウム | 出血傾向が助長 |
アルガトロバン | 出血傾向が助長 |
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 | 出血傾向が助長 |
リバーロキサバン | 出血傾向が助長 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 | 出血傾向が助長 |
アスピリン | 出血傾向が助長 |
オザグレルナトリウム | 出血傾向が助長 |
チクロピジン塩酸塩 | 出血傾向が助長 |
硫酸クロピドグレル | 出血傾向が助長 |
シロスタゾール | 出血傾向が助長 |
ジピリダモール | 出血傾向が助長 |
血栓溶解剤 | 出血傾向が助長 |
ウロキナーゼ | 出血傾向が助長 |
アプロチニン製剤 | 本剤の作用が減弱 |
レカネマブ | 脳出血を発現した場合出血を助長 |
ACE阻害剤 | 口舌血管浮腫 |